小2息子の自由研究は「赤ちゃんの妹」 同級生にも大好評だった愛あふれる内容に「愛しかない」「ノーベル賞もの」と涙する人も

宮前 晶子 宮前 晶子

「息子の自由研究返ってきた 赤ちゃんのけんきゅう 女の子に人気の自由研究だったらしい これは大事にとっておいて、大きくなったら見せたい」

大好きな妹の成長を自由研究の題材にした長男についてつぶやいたのは母親のみやさん(@3ninmamachan)。微笑ましい投稿には、約5.1万件のいいねが集まり、みやさんにお話を聞きました。

自由研究のきっかけとなった理由については、「赤ちゃんが生まれたのでどうやって大きくなって行くのか、つたえたかったからです」と書かれています。0カ月のときは「あさでもよるでもおっぱいのんでねておっぱいのんでねてをくりかえしている」と説明され、8カ月目では、「まんまーといいだした。」、10カ月目では、「はいといえるようになりました。いろんなものをどうぞとわたしてくれてありがとうと頭をさげる。水あそびが大すき」(以上は原文ママ)」と、1カ月ごとにみるみる成長していることが伝わってきます。

「愛に溢れた素敵なお兄ちゃんですね。娘が赤ちゃんだった頃を思い出して涙が出ました」
「お兄ちゃんの目線の観察、素晴らしい」
「なんて、なんて素晴らしい研究! ノーベル賞です」
「妹ちゃんの一生の宝物になりますね」
「息子さんの観察眼がすごい」
「最後のまとめを読んで涙が…」
などリプライ欄もやさしい言葉でいっぱいに。

「これはもう小児科の教科書!」という小児科の先生からのお褒めの言葉には、研究者の長男くんもニヤニヤ。研究した小学生の長男、年中の次男、まもなく1歳になる長女を育てるお母さんのみやさんと長男くんに、自由研究について聞きました。

最後の言葉は「生まれてきてありがとう」に決めていた

――かわいくて、素敵な自由研究、大反響ですね。

「昨年も自由研究のことはつぶやいたので、それと同じ感覚で投稿したら、思わぬ反響で。素直に驚き感激してます。どうしたらいいのか分からなくて、リプライにもなかなか返しきれずに申し訳ない気持ちもあります」

――「もう愛しかない」などコメントもあたたかいです。

「多くの方から「泣いた」というリプライをいただきました。自分的には毎日妹を可愛がる息子2人の様子を見ているので、当たり前になっていましたが、お兄ちゃん達が妹を可愛がってくれているのはありがたい、素敵なことだなぁと再認識しました」

――「家庭科の教科書に載せたいぐらい!」なんて声も見かけました。

「すごい研究と言ってくださる方がいて、いや親のアドバイスとかだいぶしてるぞ…と後ろめたい気持ちにもなって(笑)、後からツリーの最後に作成時の漫画を足しました」

――「妹ちゃんへの愛がつまった自由研究」「息子さんがとても可愛がられて育った証拠」などお兄ちゃんへの称賛コメントも。

「この研究だけ見ると、物凄い良い子のようになっちゃいますが、だらしないところやダメなところもたくさんあります。妹には兄というよりも祖父が孫を可愛がるように、なんだったら母である私より娘の日々の成長を喜んでくれています。

その一方で、3歳差の弟には結構厳しいので、もう少し優しくして欲しいなぁと思っていたりも。でも、長男も次男も妹大好き。道行く人に声をかけられたら、わざわざベビーカーのホロを上げて妹自慢をする兄たちです(笑)。」

――学校で女の子から好評だったというのは長男くんから聞いたのですか?

「学校に自由研究を持って行った日、クラス全員、自分の宿題を発表したそうです。長男が説明した際、クラスのお友達、特に女の子に“可愛い!”“すごい!”と人気だったようで、ニッコニコしながら帰ってきて“僕の宿題すごく人気だった”と報告してくれました。“妹の写真が欲しい!”という子も数人いたので、写真を印刷してあげていました」

長男くんにも聞きました。

――学校で自分の自由研究が注目を集めてどんな気持ちに?

「すごいとか言われてめちゃめちゃ嬉しいです。 妹が可愛いと言われて、そうでしょ、可愛いでしょと思いました」

――お母さんの投稿で大きな反響を呼んだことは知っていますか?

「ママがコメントとか教えてくれたけどみんなが褒めてくれてて、逆にこっちの方がびっくりして嬉しすぎました!」

自由研究を締めくくるまとめの一文は「生まれてきてありがとう」。自由研究を始めた時から、この最後の言葉だけは決めていたそうです。

■みやさん Twitter  @3ninmamachan

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