入居後、しまった!と後悔しないために 住まい探し見落としポイントは? 2位「冷蔵庫の位置と扉の開く方向」

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みなさんは住まい探しの際に物件情報をうっかり見落としてしまい、引っ越しをした後に後悔したことはありませんか。不動産会社に聞いた「住まい探しで見落としがちな物件情報ランキング」によると、1位は「コンセントの位置、数」でした。また、不動産会社を訪問する前に、ポータルサイトで確認しておくべき物件情報の第1位は「費用(賃料、敷金、保証金、礼金、管理費など)」だったそうです。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社が2022年4月に実施した調査で、全国のアットホーム加盟店1086店から回答を得ました。

住まい探しで見落としがちな物件情報の1位は「コンセントの位置、数」(62.7%)でした。不動産会社からは「特にキッチン周りのコンセントの場所と容量は大切。炊飯器や冷蔵庫、オーブン、電気ポットなど消費電力が多い。また、距離も重要」というコメントがみられました。物件写真には写っていないこともあるので、内見時に確認することが大切だといいます。

次いで、2位は「冷蔵庫の位置と冷蔵庫扉の開く方向」(36.6%)。不動産会社からは「冷蔵庫の寸法も確認すべき」という声が寄せられました。4位にランクインした「洗濯機置き場のサイズ」(32.0%)も同様に、置き場所やスペースの大きさは決められていることが多いので、手持ちの物が収まるかどうかや玄関から搬入できるかなどは内見時に測って確認することが大切だといいます。

3位は「携帯電話の電波の入り具合」(34.6%)で、不動産会社の方からは「付帯のインターネット環境も合わせて確認すべき」という声が上がりました。テレワークが一般的になりつつある昨今、回線が混み合うこともあるので入居前に確認しておくことをおすすめだそうです。

以下、5位「付帯のエアコンの年数」(28.9%)、6位「ゴミ置き場や駐輪場など共用部の状況」(27.6%)と続き、その他では「防犯カメラの有無」や「水圧」、「管理人の駐在時間や曜日」などが挙げられたといいます。

また、住まい探しにおけるアドバイスについては、以下のようなコメントが寄せられたそうです。

▽高層階の場合、電波が届かないことがあるので確認が必要です(宮城県)
▽昨今はおしゃれな建物が多く、B1階~5階などの物件があります。その場合、表記上地上面が2階と表記されることもあるので、地下のある物件については該当の部屋が地上から見て何階なのかは確認すべきだと思います(神奈川県)
▽全ての情報を得てから、優先順位を付けると良いです(神奈川県)
▽どうしても間取りや内装の具合に目が行きがちになってしまい、気付かない点や未確認の点が出てきてしまうので、後悔しないよう入念に確認すると良いです(東京都)

続いて、「不動産会社を訪問する前に、ポータルサイトで確認しておくべき物件情報」の1位は「費用(賃料、敷金、保証金、礼金、管理費など)」(74.6%)でした。2位には「間取り」(68.0%)が続き、不動産会社からは「最低限の条件になりうる項目なのでそこをクリアした物件へのお問合せがスムーズ」といったコメントが寄せられたそうです。

3位は「入居可能日」(49.6%)。不動産会社からは「入居希望時期とすり合わせが大切」「入居は2カ月後という物件もあるので注意が必要」「まだ前の方が入居中の場合、内見にご案内できない」といったコメントが寄せられました。

4位は「駐車場、駐輪場の有無」(49.4%)でした。「空き情報がない場合は近隣の月極駐車場の検討が必要になるので、事前に確認しておくとスムーズ」「別途駐輪場代がかかることもあるので注意」といったアドバイスがみられたといいます。

以下、5位「階層」(39.9%)、6位「築年数」(37.0%)など、物件の基本情報に関する項目が続いたそうです。

なお、ポータルサイトで住まいを探す時のアドバイスについては、以下のようなコメントが寄せられたそうです。

▽ポータルサイトの物件紹介ページに載っているおすすめコメントには 自分の目線ではわからないアドバイスがあるので必ず見ておいた方が良いです(神奈川県)
▽定期借家契約の記載を見逃す方が多いです。契約年数も合わせてチェックが必要です(東京都)
▽賃料以外にかかる費用(保証料、火災保険、鍵交換代など)や、退去時にかかる室内クリーニング費用等を事前に確認しておくと良いです(東京都)
▽不動産会社選びにはホームページなどを見ると良いです(愛知県)

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