「この動き大好きすぎて永遠に見ていられる」というつぶやきと共に、鉄朗と倫太郎と光太郎(@goma_tetsuro)さんがツイッターに投稿した動画が話題です。そこに映っていたのは、4歳になるスコティッシュフォールドの男の子、倫太郎くんが「おもちゃ」に狙いを定め、おしりをフリフリフリフリ…と振った後、シュバッ!と飛びかかる様子。リプ欄には、「これツチノコじゃないの?!」「ツチノコの正体、絶対コレ(猫の体勢)でしょ」と、おしりを振る際に平べったくなっていた倫太郎くんの姿を愛でるコメントも殺到。飼い主さんにお話を聞きました。
後ろの猫の目線がオモロい
「ハンターの動きですね」と、「おもちゃ」を狙う倫太郎くんの姿に釘付けになる声と共に、リプ欄には、「うねうねに気が取られて、後ろの二匹に気がつかなかった…」「なにげに右後ろの猫の目線がキョロってなるのがおもろい」と、倫太郎くんを後ろで見守る兄弟猫たちの視線に注目した人も多数登場!
倫太郎くんと同様、ハンターの目で「おもちゃ」を見ていたグレーの猫ちゃんは、2歳半になるブリティッシュショートヘアーの男の子、光太郎くん。猫ベッドに寝そべりながら倫太郎くんを見ていたのが、「猫トッツォ」姿でも話題になった、6歳になるマンチカンの男の子、鉄朗くんです。
ツチノコみたいな姿でおしりをフリフリしながら「おもちゃ」を狙っていた倫太郎くんと、それを見守る兄弟猫たちの様子について、飼い主さんにお話を伺いました。
「弟猫は元気だなぁ~」
ーーおしりフリフリは「猫が獲物を狙うとき」の動きだそうですね。このとき倫太郎くんは何を狙っていたのですか?
「飼い主の手元にある、ねこじゃらし状のおもちゃを狙っていました。少し距離があり、また『獲物』が低い位置にあるときにおしりをフリフリすることがあるのですが、不発に終わることも多いので、いつか撮れたらいいなと思っていました」
ーー後ろで寝そべりながら倫太郎くんを見ている鉄朗くんの表情も面白いですね。
「倫太郎のフリフリに、ちょっとビクッとして視線を向けてますよね(笑)。休日のおじさんのように、『子供(?)は元気だなぁ~』という感じでしょうか」
ーー向かって左にいる光太郎くんは、倫太郎くんと同じく「ハンター」の目でおもちゃを見ているような……。
「実は先に光太郎がおもちゃで遊んでいたので、本当は自分も行きたかったんだと思います。いつも最初におもちゃの催促をするのは光太郎なのですが、だいたい途中から倫太郎が来るので、そうすると遊ぶのをやめてしまうんです」
ーーなんと…。
「おやつなどにもぐいぐい行くタイプの他の猫たちとくらべて、普段の倫太郎は比較的控えめなんですが、『おもちゃ』には貪欲なんです!倫太郎は、末っ子の光太郎の面倒をよく見てくれています。光太郎は眠くなると、倫太郎にグルーミングをしてもらいに行くんです」
ーーツイッターに投稿されていた鉄朗くんのおしりフリフリ動画は「フリフリッ」と軽く振るタイプでしたね。光太郎くんはどんなタイプですか?
「光太郎はあまりフリフリをしないタイプのようです。性格でしょうか!?」
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「獲物」を狙う猫が身体を「ツチノコ」のように平べったく(低く)するのは、自分の存在や動きを相手に悟られないため、なのだとか。その際におしりをフリフリするのは、「獲物」に飛びかかるタイミングを見計らったり、勢いをつけるためと言われています。理由はともあれ、こんなもふもふの可愛いツチノコがおしりをフリフリしていたら…思わずガン見してしまうこと間違いなし、ですね。