長野県の「住みここち」ランキング 東京まで90分で行ける街が2年連続で1位に、県外からの転入数も増加

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大東建託株式会社は、長野県の自治体を対象にした「街の住みここち2022ランキング<長野県版>」をこのほど発表しました。長野県居住の20歳以上の男女9373人を対象に聞いた調査で、住みここち1位の街には「北佐久郡御代田町」が選ばれました。

長野県に居住する人に、今住んでいる街(自治体)について「生活利便性」「交通利便性」「行政サービス」など8つの項目について評価してもらって作成したランキングで、2019~2022年の4年にわたって集めた回答を集計しており、回答者が50人以上の自治体がランキング対象となっているそうです。

長野県の住みここちの良い街の1位は、2年連続で「北佐久郡御代田町」でした。今なお人口が増え続けており、特に県外からの転入数が県内の市町村の中で最も多い町だそうです。軽井沢町と佐久市の中間に位置し、それぞれの中心まで車で約20分と利便性が高く、また、東京にも北陸新幹線としなの鉄道を使って90分とアクセスも良好といいます。

以下、2位には4年連続で「松本市」、3位には昨年5位から「北安曇郡松川村」がランクイン。4位は昨年3位の「上高井郡小布施町」、5位は「北安曇郡白馬村」初ランクインという結果になりました

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なお、住みここちの良い街について「生活利便性」「交通利便性」「行政サービス」など、住みここちに関わる8つの因子別のランキングは以下のようになりました。

▽「生活利便性」1位:北佐久郡軽井沢町
▽「交通利便性」1位:佐久市
▽「行政サービス」1位:上高井郡小布施町
▽「親しみやすさ」1位:上高井郡小布施町
▽「防災」1位:上高井郡小布施町
▽「静かさ治安」1位:北安曇郡松川村
▽「物価・家賃」1位:上伊那郡南箕輪村
▽「自然・観光」1位:上高井郡小布施町

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また、今回の調査では、2022年のみの回答(3083人)を集計した、長野県居住者の「住みたい街ランキング」もあわせて発表されています。

長野県の住みたい街(自治体)の1位は、4年連続で「松本市」、2位はこちらも4年連続で「長野市」と安定した人気の2市が選ばれました。3位と4位には、今年から全国の自治体を対象とした結果、3位「東京23区」、4位「横浜市」が県外からランクイン。5位には昨年3位だった「安曇野市」がランクインしたそうです。なお、「住みたい街が特にない」の56.0%、「今住んでいる街に住み続けたい」の19.9%の合計が75.9%となり、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する結果となっていたといいます。

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【出典】
▽いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022<長野県版>

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