「これはありがたい!」上履きのお名前、7種のペンで書き比べ→洗った結果も披露 文具店に感謝の声続々

金井 かおる 金井 かおる

 入園、入学シーズンを前に、お子さんの持ち物に名前書きを始めたご家庭も多いのではないでしょうか。そんな中、ある文具店の取り組みが注目を集めています。

 愛知県碧南市の文具店「すぎぶん」は、店頭で取り扱う筆記用具のうち、7種のお名前ペンを使って上履きへの書き比べを実施。全国の人たちにも見てもらおうと、洗濯前後の写真を店の公式Twitterアカウント(@sugibun4)に投稿しました。発色や耐久性など、ペンごとの特長がひと目でわかることから、全国のTwitterユーザーから「これはありがたい!」「すごくタメになる」「参考になります」など絶賛の声が上がっています。

個人ではなかなかできない実験に感謝の声

 投稿した同店Twitter担当者に聞きました。

──書き比べのきっかけは。

 「来店したお客様からの質問に答えるため、実店舗ならではのサービスをしたかったからです。店頭での展示と試筆ができるように製作していたものをTwitterに載せました」

 ゴム部分や中敷き、かかと周辺はそれぞれ布の素材も違うため、ペンによってさまざまな結果が出ました。

──おすすめのペンは。

 「布に書くならPILOT布書きペン、油性マジックとして優秀だなと思うのは三菱鉛筆のパワフルネームです」

 「洗ったらどうなるか見たい」という要望にも応えるため、Twitter担当者は片方の上履きを固形せっけん「洗濯石けんウタマロ」と歯ブラシで洗濯。洗った結果を撮影し「にじむことはなかったですが色が薄くなりましたね」と報告しました。名前書き専用でないペンは、文字がにじんだり、薄くなったりしたため、「名前を書かれる際はなまえペンを買いましょう」と呼びかけています。

 個人ではなかなかできない実験を試してくれた同店。Twitter担当者のもとにはたくさんの感謝の声が寄せられています。

 「『有益情報!』『こんな文房具屋さんいいな!』などがうれしかったです。Twitterをやっている目的が、すぎぶんを知ってもらうこと、ファンを作ること、一度行ってみたい文房具屋さんなので、今回の件でそう思っていただけたらうれしいです」(Twitter担当者)

 同店の公式Twitterアカウントはこれまでにも、ゼッケンやおむつ、プラスチックケースなどへの書き比べを行っており、Twitter上で結果を公開しています。担当者は「次は靴下です」と予告しています。

▽「すぎぶん」所在地:愛知県碧南市春日町3-86

▽すぎぶん公式Twitterアカウント(@sugibun4):https://twitter.com/sugibun4

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