インターネットカフェ最大手の「快活CLUB」を運営する快活フロンティア（本社、神奈川県横浜市都筑区）は1月28日、無料モーニングのメニューのうち、ポテトの提供を2月1日から一時休止することを発表しました。同社では店内で提供するフードメニューにアメリカ産ポテトを使用していましたが、北米からの輸入遅延のため、無料提供の一時休止に踏み切りました。再開時期は未定。
快活CLUBは全国に506店舗を展開（1月25日現在）。コミックやインターネット、カラオケのほか、鍵付きの完全個室なども用意し、全店でソフトドリンクとソフトクリームが食べ飲み放題。最近ではテレワークスペースとしても注目されています。
同店の細切りフライドポテトは「1度食べたら忘れられないサクサク感」が評判を呼び、「神ポテト」と呼ばれる看板メニュー。無料モーニングサービスの実施店では午前6時から10時半までの間、このポテトと食パンが食べ放題でした。ファンの間では、ポテトと食パンに無料のソフトクリームをトッピングするというアレンジメニューも広まりました。無料ポテトが休止の間、無料モーニングのメニューは食パンのみになります。
同チェーンでは店頭にも「無料ポテト休止」のポスターを掲示しており、店を訪れた利用者がTwitterなどにポスターの写真を投稿。ファンからは「朝の神ポテトが消える」「あああああ」「あらら…」「無料ポテトお休みか」「今後は食パンだけ？」などの声が相次ぎました。
ポテトに関しては、日本マクドナルドが1月9日から1カ月程度をめどに「マックフライポテト」M、Lサイズの販売を一時休止。びっくりドンキーを展開するアレフも「当社がヨーロッパから輸入しているポテトについて、新型コロナウイルスの影響による国際物流の混乱と港湾の混雑悪化に伴い、船の入港が大幅に遅延しております」とし、1月14日から1月31日まで全店舗でポテトメニュー5品の提供を休止。コンテナ船が到着し、十分な供給体制が整い次第、再開するとしています。
