地面から引き抜く際にすさまじい悲鳴を上げ、それを聴いたものは発狂して死んでしまうという伝説を持つマンドラゴラ。
今、SNS上ではそんなマンドラゴラをデフォルメした防犯ブザーが大きな注目を集めている。
「マンドラゴラの防犯ブザーをつくりました。
引っこ抜くと、内蔵されたブザーのピンが抜けて、マンドラゴラの魂のシャウトが響き渡ります。」
とこの防犯ブザーを紹介したのは企画デザイン会社「2時」(@niji_2oclock)。
恐ろしいイメージとは真逆のゆるキャラ風のマンドラゴラ…。あくまでまだサンプル品の状態ということだが、その可愛らしさと奇抜なアイデアにSNSユーザー達からは
「是非売って下さい!家族全員分買います‼︎」
「実用、観賞用、保存用、布教用で軽めに10個は欲しい…お金なら積みます…」
「小学生はランドセルに防犯ブザー引っかけて持ち歩きますが中高生になったら持ってくれなくて困ってたので、このように可愛いぬいぐるみだけど防犯ブザーってものはたくさん出て欲しいです。」
など数々の熱いコメントが寄せられている。
2時のご担当者にお話をうかがってみた。
ーーこの商品を思い付かれたきっかけをお聞かせください
2時:企画を考えていた時に、マンドラゴラを引き抜く動作と防犯ブザーのピンを引き抜く動きが頭の中で結びつき、突然生まれました。自分ではマンドラゴラと防犯ブザーの組み合わせはとても自然だと思っていたので、Twitterでの反響にびっくりしています。
ーー製作にあたりこだわられたことをお聞かせください
2時こだわりはマンドラゴラの絶叫顔です。「顔が絶妙!」とのコメントも多くいただいたので、気に入っていただけて嬉しかったです。
ーー現在、発売のご予定はあるのでしょうか?
2時:私が過去に経験したことがないくらい「商品化してほしい!」という熱量が大きかったので、さっそく商品化に向けて動いているところです。時期は未定ですが、できるだけ急ぎたいと思います。
ーーこれまでのSNSの反響へのご感想をお聞かせください。
2時:この投稿をきっかけに、マンドラゴラ好きのフォロワーさんが7000人ほど増えました!みなさんリプライなども面白くて「マンドラゴラ好きさんは愉快な人たちだな〜」とニヤニヤしながらコメントを拝見しています。
◇ ◇
この防犯ブザーの商品化の続報は2時のTwitterアカウントでアナウンスされるという。早期の発売を期待したい。
2時 関連情報
時計の2時の方角「ななめ上」の発想を大切にする京都の企画デザイン会社。様々な企業とコラボして、ユニークな商品開発を専門に行っている。
Twitterアカウント:https://twitter.com/niji_2oclock
公式サイト:https://2-niji.com/