猫がポンデライオンに!?構ってほしさに、何度も同じドジで落ち込む猫「もう俺は一生このままなんだ…」

はやかわ リュウ はやかわ リュウ

「ねこがヘアバンドで遊んでたらエリザベスカラーみたくなって勝手にしょんぼりしはじめたねこ」と、愛猫の動画をツイッターに投稿したマクーさん(@yonasawa)。

そこに映っていたのは、遊んでいたヘアバンドのせいでポンデライオンみたいになった猫ちゃんの姿。

飼い主さんに見られたのがショックなのか、自分がしてしまったドジを反省したのか、突如しょんぼり落ち込む猫ちゃんに、「どうすんだこれ……みたいな感情が伝わってきます」「かわいそうなのに可愛い…」と、同情のリプライが寄せられました。

「ポンデライオン」
「突然の虚無…(°Д°)」
「いい顔しておられる」
「もう俺は一生このままなんだ…みたいな顔しとる」
「目から光が消えた時の絶望感が…w」

とらくんが顔にはめていたのは、締め付け感のない大人用サイズのヘアバンド(※頭囲54センチ以上に対応する一般的なヘアバンドは、新品の状態で全周約25~30センチほど)。撮影時は飼い主さんが見守っており、さらに、新品ではないのでゴムもゆるめ。短毛種の猫の首輪の平均サイズが20センチ前後なので、もしとらくんが首につけたとしても十分に隙間が出来るサイズです。猫好きの皆さま、どうかご安心ください。

この後、飼い主さんにすぐにヘアバンドを取ってもらったにも関わらず、しょんぼりし続けていたのはマクーさんの愛猫、とらくん。ぬいぐるみのサメをこねる姿でも話題になった、甘えん坊でちょっぴりドジな、4歳になる保護猫の男の子です。

この時、食事中だった飼い主さんのそばで、ひとりで遊んでいたとらくん。どうにかして飼い主さんに構ってほしかったとらくんに何があったのか? マクーさんにお話を伺いました。

ーーとらくんはなぜこんな状況に?

「ごはんの時は飼い主に構ってもらえないので、落ちていたヘアバンドを見つけて、手で触ったり、匂いを嗅いで遊んでいたところ、自分からヘアバンドに顔を突っ込んでしまい、取れなくなっていたところ、カメラを向けました」

ーーこの後すぐにヘアバンドを取ってもらえたんですね。

「はい。取った後はヘアバンドをすぐに回収しました」

ーーとらくんはサメのぬいぐるみをこねる姿でも話題になりました。もふもふしたものが好き?

「もふもふしたものは好きなようですね。この時は食事中で構ってもらえないので、手近なところに落ちてるもので遊ぼうとしたようです」

ーー動画の最後もそうですが、とらくんはヘアバンドを取ってもらった後もなぜ落ち込んでいたのですか?

「(去勢の)手術後などにつけていたエリザベスカラーのことを思い出したのだと思います。もうだめだ…これはエリザベスカラーと同じで取れないんだ…といった諦めの表情でした」

ーーなるほど(笑)、落ち込んだ後のとらくんは?

「何食わぬ顔でまた、部屋の中を散歩し始めました」

 ◇ ◇

飼い主のマクーさんは、ゲームのグラフィックやUI、アートディレクションをてがけるクリエイター。ご自宅での作業が多いため、猫たちの安全はつねに側で見守っていますが、ドジっ子のとらくんは以前にもヘアバンドでしょんぼり顔になったことがあるらしく、「これは苦手なエリザベスカラーと同じやつ」と、学習していたはずでした。

それでも構ってほしい気持ちが勝り、「またやってしまった…」と落ち込んでいたとらくんですが、すぐに飼い主さんに取ってもらい、ひとまず構ってもらうことには成功したようです。

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