「シュークリームとビスコ合わせて153円」ありふれたコンビニのレシートに、31万人が「いいね」した理由

竹内 章 竹内 章

シュークリームとビスコ合わせて153円。疲れ気味のママを喜ばせようと、お小遣いを握りしめた10歳の娘さんがコンビニでこっそりプレゼントを買いました。SNSにアップされたコンビニのレシートは見慣れたものですが、込められた意味を知ると、ママを思う気持ちが印字されているかのよう。これは捨てられない…。 

「これ、どこにでもあるレシートに見えるでしょ?」とツイッターユーザーのいれぶん(@eleven_s_s)さんがツイートした画像。コンビニチェーンのローソンのとある店舗によるもので、「UC 大きなツインシュー」と「グリコビスコミニパック」の購入履歴があります。「家事で疲れ気味のママを喜ばせたくて、娘が自分のお小遣いで一人こっそりコンビニで買い物をした、世界で一番優しいレシート」とエピソードを明かすと、「なんて優しい子なんだ」「うるっと来た」「目から汗が」「レシート1枚にもドラマがあるよね」などと拡散、31万超のいいねが付きました。

いれぶんさんによると、このサプライズ企画は10歳の末っ子さんが発案したもの。一人でコンビニに出かけて20分くらい帰ってこなかったそうです。商品を前に何を買おうか一生懸命考えたのでしょうか。「ママはシュークリームが好きで、カスタードだけでなく、生クリームの入ったツインシューを好きなことを知っています。ビスコは自分も食べたかったのかもしれません」と語ります。

 末っ子さんがこんなサプライズを思いついたのは初めて。パパには事前の相談もありませんでした。コンビニから帰ると、シュークリームは「ママへ」の付箋つきで冷蔵庫に入れ、ビスコは手紙と一緒にダイニングテーブルの上に置き、仕事から帰るママを待ったそうです。気になるサプライズの瞬間ですが、末っ子さんは我慢できずに帰ってきたママにすぐに伝えてしまったそう。でも、「いつもありがとう」とほめてもらい、ニコニコしていたそうです。

 漫画「約束のネバーランド」やテレビの感動話にぽろぽろ泣いてしまうという優しい末っ子さん。かと思えば、兄弟げんかで悔し涙を流したり、嫉妬して怒ったりするという面もあるそうです。いれぶんさんがコロナワクチンの2回目接種後、副反応で寝ていた日、隣に来て肩をとんとんしてくれたり、冷えピタを貼ってくれたそうです。

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いれぶんさんのブログはこちら→https://eleven-blog.com

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