「絶対に起こしたいダルメシアンと絶対に寝たいホモサピエンス」とつぶやき、ツイッターに動画を投稿したmegumesianさん(@megumesian)。そこに映っていたのは、休日の朝、布団の中で絶対に寝ていたい人間と、あの手この手で絶対に起こしたい大型犬、ダルメシアンとの愉快な攻防戦!
絶対に吠えたり噛んだりはせず、ただひたすら優しく、しかしダイナミックに起こそうとするダルメシアン。その健気でエクストリームな犬目覚ましに、爆笑と羨望のリプライが寄せられました。
「目覚まし時計いらないですね」
「ナニこの世界平和できそうな争い」
「なんでイヌってこんなに楽しそうにホモサピ起こすんですかね」
「最後お布団入ってしっぽペちペちするの可愛すぎるwww」
「しっぽのぶんぶん加減がもう(笑)」
「ご主人のことだいすきすぎやん…」
「絶対ホモ・サピエンスの負けなやつ」
スラリとした体型と、猟犬や番犬のルーツを持つ運動能力の高さ、そして水玉みたいな模様が魅力のダルメシアンは、ディズニーのアニメ映画『101匹わんちゃん』でもお馴染みの大型犬。
そんなダルメシアンと、休日の睡眠を確保したいホモサピエンスの愛に満ちた戦いについて、飼い主のmegumesianさんにうかがいました。
◇ ◇
ーー絶対に起こしたい犬は2歳のダルメシアンの女の子、ケイトちゃん。ケイトちゃんに顔をペロペロされても布団に潜り込まれても、絶対に起きたくない人間は…?
「絶対に起きたくないのは私(megumesian)で、撮影していたのは夫です。おそらくケイトは、遊び相手が夫で、ごはんをくれたり一緒にくつろぐ相手を私だと思っているような気がします」
ーー犬目覚ましと人間の戦いは日常の光景なんですか?
「仕事が休みの日の朝は毎回勃発する戦いなので、もう日常です。夫が思いついて始めたことなのですが、休みの度にずっとこうやって起こされています」
ーーケイトちゃんはいつもどんな風に起こしに来るのですか?
「夜はサークルの中でケイトは寝ているのですが、朝、スマホの目覚ましが鳴ると、私たち夫婦が起きる合図だとわかるのでソワソワし始めます。まず、夫が布団から出るのですが、私は朝が弱く、なかなか布団から出られずにいると、夫がサークルの扉を開けてケイトを出して起こしに来させる、といった感じです。夫がサークルの扉を開けると、寝室に入り込むと言うより、飛び込んできます」
ーーmegumesianさんにも早く起きて欲しいんですね。「布団からしっぽだけ見えてピチピチしてるシーンが好き」というリプライもあったように、ケイトちゃんの気持ちが尻尾の動きからも伝わってきます!
「ケイトはとにかく、構ってほしい、アタシを見て!という性格です。お散歩は好きですが、それよりも一緒に遊びたいようで、いつも夫が少し相手をしてからお散歩に出かけています」
ーーどんなきっかけでケイトちゃんをお迎えすることに?
「姉夫婦がシェパードを飼っていて、遊びに行くたびに触れ合っていたのがすごく幸せで、独身時代から大型犬を飼うことを夢見てたんです。そして夫と婚約して、ブリーダーさんのところでケイトと出会いました。
当時は5、6キロだったのが、今では20キロに成長しました。ケイトは3兄弟だったのですが、一番早食いの食いしん坊で、それは今でも続いています。子犬時代、サークルの中でお留守番をさせていたはずのケイトがリビングに出ていて、帰宅早々、ウ◯コを踏んでしまったのはいい思い出です」
ーー普段のケイトちゃんはどんなワンコですか?
「普段は布団やクッションでダラダラするのが好きな、かなりの怠け者です。でも活発なダルメシアンなので、ドッグランでお友達と遊ぶことも大好きで、特に男の子のお友達のお口をペロペロ舐めまくる、男好きな一面もあります(笑)」
ーーところで、気になる今回の「ダルメシアン VS ホモサピエンス」の勝敗は?
「動画では最後にケイトがあきらめてフェードアウトしたように見えますが、実際は私が起きるまでこれが繰り返されるんです。なので、毎回ダルメシアンの勝ちですね」
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megumesianさんのお家には、1歳になるクロクマハムスターのはなちゃんという小さな後輩も暮らしています。ケイトちゃんとは体格差があり過ぎるため、一緒に遊ぶことはないそうですが、ケイトちゃんは小さな後輩をそっと見守っているそうです。
「はなちゃんのお世話をしていると必ずやって来て、クンクンしてからしばらく見つめています。ケイトの身体の上にはなちゃんを乗せても、気にしないでくつろいでいたりします」(megumesianさん)
大好きな飼い主さんを絶対に起こしたい心優しいダルメシアンと、休日の朝は絶対に寝ていたいホモサピエンス。愛にあふれたダイナミックで幸せな目覚ましバトルは、これからも楽しく続きます!