「公園に行けると思った→行き シャンプーして注射しての戻り→ みなさんほめてあげて下さい（笑）」と、愛犬のビフォーアフター写真をツイッターに投稿した祥＆柴犬のまるちゃんさん（@shomaruoneone）。
いったい何があったの？と聞きたくなるほどのビフォーアフターぶりに、２９万人ものネット民から驚きと励ましの声が寄せられました。
「行きと帰り別犬になってる」
「10歳くらい年取った？」
「目から光が消えてる」
「こんなハズじゃなかった……」
「『チーーン…』感が半端ない～」
「モウダレモシンジナイ……」
「心なしか毛艶まで……」
「思わず笑ったおばちゃんを許して」
「がんばったね」
アフター写真で目の輝きを失った柴犬さんは、祥＆柴犬のまるちゃんさんの愛犬、まるちゃん。お散歩中に飼い主さんと目が合うと、可愛い癒しの笑顔をくれる、キュートな８歳の女の子です。
この日まるちゃんは、例年なら別日に行くサロンでの月に１度のシャンプーと、１年に１度の予防接種の両方を、初めてまとめて１日で受けたそうです。
最近、足をねんざしてしまったため、日課のお散歩の行き帰りは、ママさんの自転車のカゴに乗って出かけていたまるちゃん。この日もまるちゃんはウキウキ気分でカゴに乗り、「公園に行ける♡」と信じ切っていました。
しかし彼女を待ち受けていたのは、シャンプーと注射のコンボ！ どちらもまるちゃんが大の苦手なものだったため、全工程が終了した２時間後には笑顔は消失。抜け殻みたいな表情になってしまいました……。
この後、まるちゃんはどうなったのか？ 飼い主の祥＆柴犬のまるちゃんさんにお話をうかがいました。
ーーまるちゃんはシャンプーや注射の前後はいつもこんなに表情が変わるのですか？
「ここまで疲れた表情にはなりません。シャンプーも注射も、”終わった!! はぁ～”って感じで、ニコニコで帰ります。その後、家に帰ってご褒美を食べて終わります。なので今回も、”行ってきます！”のニコッと、帰ってきてからの”ただいま！”のニコッを撮るつもりでした」
ーー笑顔が消えたのは、シャンプーと注射をまとめて受けたからだったんですね。
「別々だとここまでげっそりはしないです。今回はシャンプーの後、休憩で１時間ほどあけてから注射を受けたので、その待ち時間が不安だったのだと思います。なので、正確に言えばトリミングに１時間半、休憩で１時間あけた後に注射、なので、全行程で２時間半ちょいでした」
ーー結局この日は公園に行けなかったとか。帰宅後、まるちゃんの笑顔は戻りましたか？
「あの顔の通り疲れ切っていたので、早々におやつとごはんを食べさせさたら、さっさと寝床に行ってしまい、寝ました!! 途中、マリオが飛ぶような音が聞こえたと思ったら、手足をバタバタさせていました！ その日笑顔は戻らず、でした」
ーーお疲れさまでした…。翌日は公園に行こうねとツイートされていましたね。
「公園に行こうと思っていましたが、雨が降りそうなので、”雨降りそうだねー！”と言うと、自動的に雨の日用の短いコースに行ってくれるので、公園には行かなかったです。朝には笑顔は戻りました！」
飼い主さんによると、シャンプーと注射以外にも、「雷、花火、雨音、ペットボトルのパキッっていう音、車のドア音、拍子木の音」が苦手だという、まるちゃん。
「基本びびりちゃんです。性格もおとなしくて、おもちゃやボールに興味なく…。ただなでなでしてもらうのが好きです。唯一、ナイロンを前歯でチクチク噛むのが最近のマイブームです。穴はあきません」（祥＆柴犬のまるちゃんさん）
シャンプーも注射も苦手なまるちゃんのために、今回初めて、２つの苦手を１日で済ませてみた飼い主さん。しかし、苦手を一気に耐え忍んだ結果、すべてを終えたまるちゃんは、１０歳ぐらい老けたみたいになってしまったのでした。
来年以降も今回の両方一気に済ませるコースを選ぶかどうか、まるちゃん本人（犬）の気持ちを飼い主さんに代弁していただいたところ、「もう長いのはイヤだワン!!(⑉･̆н･̆⑉)」とのこと。
「今後は別々にします！」（祥＆柴犬のまるちゃんさん）ということで、まるちゃんの可愛い笑顔は守られたようです。
