コーンフレークといえば、牛乳をかけて朝食にーーというイメージが大きいですが、ふりかけ感覚で温かいご飯の上にのせるという斬新なレシピをメーカーが考案しました。「社内でもイチオシのメニュー」という、食品メーカー「日清シスコ」(東京本社、東京都台東区)の担当者に話を聞きました。
社員「ご飯との相性抜群」「クセになる」
メニュー名は「悪魔のサクサクやみつきご飯」。作り方はいたってシンプル。プレーンタイプのコーンフレーク、かつおぶし、ごま油、塩コショウを混ぜ、温かいご飯の上に乗せてマヨネーズをかけるだけです。
同社では「自宅で食事をとる機会が増え、巣ごもり生活が⻑期化する中で、献立のレパートリーに悩まれている方も多いのではないでしょうか。コーンフレークを使うことで、いつもとちょっと違ったおいしさを楽しんでいただけるメニューです。大型連休のご自宅でのごはんにおすすめです」とアピールしています。
実際に試食した社員からは次のような声が寄せられました。
「コーンフレークの軽いサクサクとした食感に、ごま油+マヨの風味が加わることでご飯がすすみ、一品だけでも満足できるようなおいしさ。こんなにサクサクとしたふりかけは、今まで体験したことがなかったので新鮮だったのと、ご飯に意外に合う!」
「お手軽ガッツリ男飯って感じ!ひとり暮らしの男性がササっと、しかしコッテリ食べれそう。ごま油の風味を感じながら、マヨネーズ等のしっかりとした味わいで、コーンフレークのサクサク感がごはんと合う」
「おかかとマヨの間違いない組み合わせに、トウモロコシのほのかな甘みとコーンフレークのサクサク食感が加わり、クセになる味わいに。ご飯との相性抜群です」
「悪魔のサクサクやみつきご飯」の作り方
「悪魔のサクサクやみつきご飯」の材料と手順は次の通りです。「コーンフレークのサクサク食感がなくならないうちに、ササっと食べるのがポイントです」(担当者)。
<材料> 1人分
★コーンフレーク(プレーンタイプ) 5g
★かつおぶし 2g
★ごま油 小さじ1
★塩コショウ 少々
マヨネーズ 適量
ご飯 好みの量
<作り方>
(1)★を混ぜ合わせる。
(2)温かいご飯の上にのせて、マヨネーズをかける。
トーストやチャーハンにも
他にも、食パンの上にツナ、スライスチーズ、コーンフレークの順にのせ、チーズが溶けるまでトースターで温める「サクサクやみつきツナチーズトースト」や、チャーハンにコーンフレークを混ぜて炒める「ガーリックバター×コーンフレークのサクサクやみつき炒飯」など簡単レシピもあります。同社公式サイト内「クッキングコーンフレークサクサクレシピ集」で公開中。
甘くない、調理用のコーンフレーク
同社が実施した調査によると、コーンフレークは牛乳をかけて食べる以外にも、お菓子作りの材料など、アレンジすることを目的とした購入者が多いことが分かったそうです。そこで、甘くない調理用コーンフレーク「シスコーンクッキングコーンフレーク」を開発。
通常のシスコーンシリーズに比べ、薄くて小さく、軽い食感が特徴。サラダやスープ、お菓子などに合わせると、いつもとはちょっと違った食感が楽しめるといいます。3月22日から全国のスーパーやネット通販などで販売中です。