オレンジが3つ重なって…ギリギリのアイデアが話題!「ミンナデイズニ」Tシャツ 制作者に話を聞いた

青島 ほなみ 青島 ほなみ

3つに重なった丸いオレンジと、「ミンナデイズニ(皆で伊豆に)」というカタカナのメッセージ。このマウスのようなシルエットとメッセージはもしかして…!

JR伊東駅(静岡県伊東市)構内のお土産屋さんで売られていたというTシャツが「ギリギリまで攻めているデザイン」だとTwitter上で話題になっています。

その思わせぶりなコンセプトに魅かれ思わず撮影してしまったという海獺(@Racco_Wiki)さんの投稿に対し、Twitterユーザーからは「危ない橋を渡る感じが好き」「鋭いコーナーリングを攻めてきた」などのコメントが。

「ミンナデイズニ」Tシャツははたしてどんな意図で作られたのでしょうか?制作者の、雑貨屋ブイヨン・安田さんに話を聞いてみました。

青島ほなみ(以下「青島」):とてもユニークなTシャツですね。どのような想いで制作されたのでしょうか?

安田:私の伊豆愛が極まり、このデザインが出来上がりました。温暖な伊豆は年中柑橘類がとれるのです。特にニューサマーオレンジは伊豆の特産で、それをデザインにしました。

青島:普段はどんなTシャツデザインをされることが多いのでしょうか?

安田:クスッと笑えるモノ、楽しい気分になるモノを作りたいといつも考えています。パロディものも作りますが、デザインが可愛いことが一番で、そこに笑いを重ねる感じです。全て私1人でシルクスクリーンプリントしているため、大量生産は出来ませんので仲間内で楽しんで着ています。

青島:元ネタはあっても安田さんのオリジナリティーが感じられて面白いですよね。どういう商品を作られているのか紹介して頂けますか?

雑貨屋ブイヨン:ローカルネタが多いです。たとえば「サバを読む」Tシャツは、楽しみながら海の環境問題を考えようと「サバソニック&アジロック フェスティバル」と言うグループを作っておりまして、そこから出てきたデザインです。

「ゴホンと言えば、いわかみさん」Tシャツは、近所の本屋「いわかみ書店」さんのネタ。

他、「押してもダメなら弾いてみな」Tシャツは近所のピアノ教室、「さりげなくシラスをおすすめする ドレミファしらすどう?」Tシャツは、しらす漁の漁船 の為に作りました。

「チラミス」はイタリア人の友人と伊東のイタリア料理店、カフェと企画し、コロナの被害が酷かったイタリアに売上げ、寄付を送金しました。

青島:どれもゆる可愛いタッチがたまらないですね!今回の反響についてどんな感想をお持ちですか?

雑貨屋ブイヨン:たくさんの反響をいただき嬉しいです。私は普段は宿泊業に従事しており、昨年からのコロナ禍で伊豆の観光業も厳しい日が続いております。これを見た方が伊豆に行ってみたいと思っていただければ幸いです。

   ◇   ◇

Tシャツ制作者の安田さんは、伊豆高原で開催されるクラフトイベント「Mt.Omuro Green Market」を主催されています。イベントには安田さんのようなユニークな作家やアーティストが集まっているそうなので、気になった方は是非伊豆に足を運んでくださいね。

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「雑貨屋ブイヨン公式ブログ」
https://ameblo.jp/bouillon-shop/

「ミンナデイズニ Tシャツ」
https://www.amazon.co.jp/dp/B07WCQJY7F/ref=cm_sw_r_cp_api_i_Q17A7WNQ67JPAHN671MP

「Mt.Omuro Green Market」公式サイト
https://omuro-g-market.com

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