勝手に人の家族を隠し撮り→うわさ話の標的に…困った「モラハラママ友」との付き合い方

長岡 杏果 長岡 杏果

ある日友人から、保育園にモラハラママ友がいて付き合い方に困っていると相談がありました。最近は、ハラスメントに敏感な社会なので、少し反りの合わないママ友がいるのかな程度に思っていました。しかし、話を聞くとこれは友人が悩むのもうなずける...といった内容でした。

モラハラママは、行事やふとした瞬間に子どもだけでなく、ママ友のことはもちろん、ママ友の夫や家族を隠し撮りしては、それをクラスの共有LINEや仲のいいママ友たちと共有して、ネタにしていじったり、相手が不快な気持ちになるようなことをしていたのです。

また、すぐにあら探しや服装、メイクなどの変化を見つけ、「今日はダレソレちゃんママ手抜きだった」「今日は休みなのかな?」など、とにかく人のことを気にして、すぐにうわさ話の標的にします。

人の家庭に口を出すのは滅多にしないことですが、あるママ友が引っ越しについて悩んでいてママ友同士の集まりで話すと、それをなんの許可もないままそのママ友の旦那さんに言ってしまうこともあったそうです。

帰宅した旦那さんからは「あの人なんなの?人の家のことに口出したりするのかな、普通」と言われて、それ以来旦那さんはモラハラママのことを避けるようになったそうです。

モラハラママとどう付き合う?

していることは違っても、どこにでもモラハラママはいるものです。では、そんなモラハラママ友とはどのように付き合っていけばいいのでしょうか?

【1】適度な距離間で

なによりもこれが一番大切です。距離が近くなればなるほど、ターゲットやネタの対象にされやすく、先述の旦那さんのように家族まで巻き込まれてしまいかねません。「同じクラスのママ友」それ以上でも以下でもない、挨拶や世間話をする程度の距離感を保つようにしてみましょう。

【2】SNSを使うときには細心の注意を払う

モラハラママの中には、ママ友やその家族のSNSを探して、投稿や写真などを見て、他の人と共有したり、ネタとしていじる場合があります。そのため鍵をかけたり、写真を含め投稿をする際は、見られても大丈夫なものか確認してから、利用するようにしましょう。

【3】うわさ話、プライバシーには深入りしない

モラハラママはうわさ話や、人のプライバシー(家庭・仕事・実家)に興味津々です。このような内容の会話からは、距離を置くべきです。一度でも会話に参加してしまうと、一緒に楽しんでくれる人と認識されてしまったり、この人のプライバシーには踏み込んでもいいと勘違いされてしまうこともあります。会話はしても、そのような内容の話には深入りしないようにしましょう。

ママ友付き合いに無理は禁物

ママ友は子どもがいるからつながっている人たちであり、学生時代からの友達とは違います。しかし、中には学生時代のノリで距離感を詰めてきたり、マナーやモラルを守れない人もいます。ママ友とはいえ、無理に付き合う必要はありません。ママ友との付き合いがストレスになり、生活に影響が出る場合もあります。そうなってしまわないように、園での情報共有や子育ての情報交換をするだけの相手と割り切って接することも大切です。

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