「一瞬マジで焦ったw」マウスとアンパンマンのマウスパッドが驚愕の“共演”…瓜二つのGは超高級ペット?

広畑 千春 広畑 千春

 「一瞬マジで焦ったw」-。松の内も明けぬ1月5日の夜、ツイッターユーザーの、てらし(@terashi_Dr)さんの目に飛び込んできたのは、驚愕のモノでした。

 黒いマウスに、1年ほど前に買った、お気に入りのアンパンマンのマウスパッド。何の変哲も無い、いつも通りの光景のはずが、ちょうどアンパンマンのほっぺたや眉毛の線が「脚」になって…そう、奴です。しかも、あり得ないほどデッカイG(ゴキブリ)!!

 この衝撃の“共演”に、ツイッター民も「怖い怖い怖いwww」「黒光りが凄い(?)」「なるほどデジタル化する方向に進化したのか」と驚愕。瞬く間に25.7万いいねを集めました。

 てらしさんに当時の状況を聞きました。

-子どもたちの愛するヒーローが…!どんな状況であの姿(?)に?

「当初は写真を撮る作業をしていて、スマホのカメラを起動させたままPC前に移動した際、カメラに一瞬あのマウスとマウスパッドが写り込みました。瞬時に『今ヤバい物写らなかった?』と思い、見たらあの写真の状態でした(笑)」

-これまでもGに見えたことは?

「マウスパッドを買ったのは1年くらい前だったと思いますが、今までは全く気づきませんでした」

-と…とりあえず…ご感想を…。

「僕のメインの活動は音楽なので、次は音楽関係でバズらせたいと思います!Zel、献立なんだ?!と言う2つのバンドで活動しております、よろしければ聴いてください!また、僕を見かけた際はGの人と呼ぶのは辞めてください(フリじゃない)。皆様反応ありがとうございました!」

 とのこと。にしても、何度見返しても見事なGっぷり…。マウス本体の大きさは「一般的なタバコの箱程のサイズ」(てらしさん)ということですから、8~9㎝ほど。まあ、こんなゴキいないよな…と思っていたら、いました。

同サイズの世界最大のゴキブリは、高級人気ペット?

 それは、オーストラリアに生息するヨロイモグラゴキブリ。完全な草食性で翅は持たず、地中に巣を作るといい、全世界に4000種以上いるといわれるゴキブリの中で最も重く大きさも最大級なのだとか。ネット上には「ペットとして人気」という信じられない紹介文も…。

生体を販売している「那須昆虫ワールド」(栃木県)では、なんと1匹3万5千円という驚きの価格が。成川候彦館長に聞きました。

-ゴ…ゴキブリがペットに…。しかもこんな高級な…。

「ええ(笑)愛好家の方には人気が高く、オーストラリアの取引先に勧められて昨年から取り扱いを始めました。日本人的な感覚では戸惑ってしまいますが、米国では比較的昔から『ペットローチ』と呼ばれる様々な種類のゴキブリが、日本で言うクワガタやカブトムシと同じように飼われていて、ヨロイモグラも代表的なペットローチです。入荷自体が少ないですし、この値段でも安い方で、入荷したら1~2週間で売れていきますね」

-日本のゴキブリと違って、かわいい…とか?

「見た目はゴキブリというより、でっかいダンゴムシみたいな感じで…日本のゴキブリのようにカサカサ…と動くようなことはなくて…」

-まったり動く?

「いえ、でも結構速いです(笑)」

-うっ…。他はどんな特徴が?

「すごく長生きですね。成虫になって繁殖できるようになるまで7年かかり、それから10年以上生きます。子どものうちは5㎝くらいですが、大きくなったら8㎝ほどになります」

 確かにヨロイモグラゴキブリの風貌は「風の谷のナウシカ」の王蟲のようにも見えなくもなく…いや、やはり一番似ているのは、てらしさんのアンパンG…。さすがは3億年前から存在していたとも言われる「生きた化石」の種族。深淵を覗かせて頂いた思いです。

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