男性にも美しさを…コロナ禍は理想的な自分になる時 「BARマスター編」

アケミS.ミラー アケミS.ミラー

 私、アケミS.ミラーは、これまでに何万人という世界中の女性達をファッションやメイクを通して美しく変身させて来ました。コロナ禍で私が注目したのは男性です。Zoom会議などを通して、ご本人が「モニターに映る自分を見て、もっとかっこよく、きれいでありたいと思った」と発言するようになりました。また男性化粧品売場がここにきて活況を呈しています。コロナ禍で働き方の変革などがあり、同時に男性たちの美意識に変化が出てきています。そのお手伝いを私がしたいと思いました。

今こそCHANGE !

 日本に帰国後、コロナ禍になる前から常々、私の頭にあったのは、日本の女性だけではなく男性たちのことです。仕事もバリバリでき、そこそこのおしゃれなファッションセンスもあるのにしっくりこないのはなぜ?と思っていました。

 日本の男性がかっこよくならないのは、顔と全身のバランスが悪いからではないかと思います。変身する前の女性同様に自信がなかったり、シャイだったり、自分の魅力に気づいていなかったりしている男性が少なくありません。

 そこで、私は2020年に入って、男性たちのメイクアップも試みてみました。男性も女性同様に「ASMフェイスデザイン」でびっくりするように変わります。顔が変われば、それに似合ったヘアスタイルが必要となります。ファッションも変わってくるでしょう。

もっと魅力的に

 その第一弾として、私の友人のBAR「Bridge」(大阪市北区)のオーナーの渡辺亮弘さんにモデルをお願いしました。まず、ディープクレンジングで顔の汚れを取り除きました。男性の日常の洗顔は適当な方が多いため、毛穴に汚れが溜まっていることが多いのです。その後、顔が確実に持ち上がるマッサージを行い、目鼻立ちをはっきりさせました。

 続いて「ASM水肌パッティング」で、顔を引き締め、毛穴をなくし小顔にしました。それからアイブローを整え、髪の動きに合わせて彼の顔立ちをグンと良く見せるカットでヘアスタイルをまとめました。お髭のトリミングも顔のバランスに合わせ、最後に本人の骨格と肉付きを見ながら、ハンサム度100%アップの「ASMフェイスデザイン」のテクニックを使い、陰影をつけていきました。

 なお、今回、ヘアとカメラはプロの方にお願いしました。Hair by Takashi Ando (GRACE ALLEY)、Photograph by Satomi Shirai。

「お客様の評判も上々」

 体験者である渡辺さんの感想を伺うと、笑顔でこう返してくれました。

 「自分自身、変われば、変わるものだなというのが感想ですね。アケミさんが考案した水肌パッティングは初めて体験しましたが、思わず、声がもれました。顔が俄然、引き締まった感はありますね。その日、バーに来られていたお客様からは『ちょっとどうしたの?』という声が多く、見違えたように変身できたみたいです」

 素敵なオーナーが、さらに魅力的に変わりました。いかがでしょう。優しい渡辺さんの顔の雰囲気が変わったと思いませんか。凛々しさが増し、ワイルドなイメージも加わったように思います。

 次回も各界の男性のメイクオーバーを連続でご覧いただきます。乞うご期待!

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