柴犬の福丸くん(6歳)は、車で1時間かけて大好きなじぃじとばぁばに会いに行きます。普段はほとんど吠えることのない福丸くんですが、玄関に入ったら嬉しくて我慢できずに「ばぁば~、ぼく来たよ!!」早く出てきて!大好きだよ!と、思いがあふれてしまいます。ばぁばが「はいはい、そうかそうか」とあらわれるのを待つ間、お尻ごと尻尾をブンブン振って、耳を飛行機のように寝かして全身で喜びを表現。その動画に「後ろ姿だけでこんなにかわいい」「凄い嬉しそう!尻尾がブンブン可愛い」「この待ってられない感じ、可愛すぎる〜 ホントおばあちゃんのこと好きなんだろうな」「キュンキュンする!」とリプ欄はほっこり。
さらに我慢できずに飛び跳ねる福丸くんが、絶対に玄関の上がり框に手をかけないことに「あがらないとこがほんと偉いよね( ´艸`)」「三和土であくまでも待つ!」「ちゃんと玄関で待ってる 賢い子ですね」と引用リプライでも話題になっています。福丸(@totomo_fukumaru)さんのこのツイートは2.1万リツイートと10.7万いいねがつき、動画は122.6万回再生されています。福丸くんが家に来てから実家に帰ることが多くなったという飼い主さんに聞きました。
──福丸くんは、最初からじぃじとばぁばが大好きだったんですか?
福丸は基本的に人が大好きで、じぃじとばぁばの事も大好きでした。じぃじとばぁばも可愛がってはくれてましたが、最初の頃は昔の犬!といった感じの可愛がり方でした。それが、いつ頃からかは忘れてしまいましたが、孫のように接してくれるようになりました。私が1人で実家へ行くとじぃじに「福丸はいないのか」と言われたり、ばぁばは福丸用におやつを買っておいてくれるようになりました。福丸の両親への感情溢れる表現も初めからではなく、徐々にこうなっていったと思います。
──好きという気持ちが、お互いに大きくなっていったんですね。家に上がらないように教えたのですか?
自宅では日中外飼いで、夜間と雨の日は玄関内で過ごしています。自宅でも玄関からは一切上がりません。はじめの頃のお留守番中などには上がらないように段ボールで柵をしていましたが、数回柵をしたくらいで、その後は柵をしなくても室内に上がる事はないです。そのためか、実家でも義実家でも玄関までと分かっているようで一切上がる事はありません。
人の言うことをよく理解して、しつけや芸もスッと覚えてくれることに驚いています。
──数日の柵だけで、場所が変わっても理解してるんですね。リプでも、可愛い、賢いというコメントがたくさんありました。
後ろ姿と鳴き声で沢山の方に可愛いと言って頂けて、賢いと褒めて頂ける事も素直に嬉しい限りです。親バカ全開なのを承知で言わせて頂きますが、本当に頭のいい子だと思ってます。
──親バカ万歳です♪ 柴犬飼いは長いのですか?
私達は子どもの頃から犬を飼っていましたが、柴犬は福丸が初めてです。出会いは、福丸が4ヵ月になったばかりの時に、たまたま入ったペットショップでした。一軒家を建てて主人ともども犬を飼いたくて、その日は見学だけのつもりで寄ったのですが、出会ってしまい迎え入れました。
──福丸くんはどんな性格ですか?
柴犬にしては珍しいとよく言われるのですが、穏やかで天然だと思います。運動神経はいい方だと思いますが、猫がいても気がつかないほど動物的本能は乏しいです。喜怒哀楽がすぐに顔に出てしまうところと、とても素直で日々を全力で楽しんでいるところがかわいいと思っています。