鳥羽水族館(@TOBA_AQUARIUM)が「【ぺんぺん】ゴシゴシふわふわ〜💖」とお顔を毛づくろいするラッコのメイちゃんの動画をツイートしました。前足でお顔をゴシゴシするとふわふわまん丸になってかわいさが倍増!「かわいくなったかしら?」と言っているような瞳で見つめてきます。
リプ欄には、「もぉ、かわいすぎる。メイちゃんの女子力にメロメロです。」「可愛い~(*´ω`*)💕会いに行きたいよー☺️」「メイちゃん、すごくチャーミング‼大好き💕」「いつ見ても可愛い💕」とみなさんメロメロです。鳥羽水族館の飼育担当者さんにメイちゃんについて聞きました。
──メイちゃんは、お顔の毛づくろいをするようにトレーニングしたのですか?
もともとは頭の上あたりに両手を当てるだけのポーズでしたが、だんだんとその手が下がり、メイ自身でアレンジしてくるようになりました。最近それがグルーミングをしているかのように変化して、動画の形へと変わりました。鳥羽水族館ではサインで教えているので、頭の後ろをチョンと触るとあの仕草をします。
──ふわふわになって、きょとんとした表情がとてもかわいいです。実際にさわったらどんな感じなんですか?
ふわふわです! 濡れているのは表面のごく一部分で、中はとってもふわふわなんです。毛づくろいをした後は表面もふわふわになり、もこもこの見た目になります。
──中まで水が入らないから極寒の海でも過ごせるんですね。前足を飼育員さんの手にのせていますが、これはどんな意味があるでしょうか?
メイの手のひらにキズが無いか、ケガをしていないかなどの健康チェックをするためのサインになっているんです。
──なるほど。動画のかわいい姿はいつ見ることができますか?
1日に3回実施しているラッコのお食事タイムで見られます。(開始時間は9:40、13:00、16:20)
──ラッコはお顔が黒いコと白いコがいますが、メイちゃんは白いですね。
ラッコは年をとるごとに毛が白くなってく生きものです。ただ、個体差があり、過去には同じような年齢でも黒っぽい子がいました。メイはお母さんがとても白い子だったので、遺伝もあり、比較的早い段階で白くなっていきました。なので、遺伝や個体差によって白くなるペースや色が違ってくるみたいです。
──色が変わるんですね。メイちゃんは何歳なんですか?
2004年5月9日に鳥羽水族館で生まれた15歳の女の子です。特技はイカミミジャンプです。
──イカミミジャンプ?
展示ガラスに張り付けたイカの耳を、水中から勢いをつけてジャンプして取る技です。イカミミジャンプは9:40と16:20のお食事タイムで見てもらえます。
──今後の鳥羽水族館のおすすめ展示を教えてください。
3月14日から4月5日まで春イベント「春爛漫!!ピンクコーデな生きものたち」を開催します。こちらもかわいいピンク色の生きものを集めて展示するほか、会場もメルヘンな世界を演出します。ピンクの特製タピオカドリンクも販売されますので、ぜひお越しください。