岐阜県にあるハンバーグ屋さんの感想ノートに、未来人からのメッセージが書かれているのではないかと、ネットで話題になっています。「食肉禁止法」が成立してしまった時代から来られた方らしく、「こんなうまい肉がくえるなんて天国のようだ」と喜ばれているのですが、どうも未来への帰り方を忘れてしまったそうなんです。帰るためのデバイスを見つけてあげたら「報酬といっては何だが、君も未来につれていってやろう」とのこと。あらあら、カッコいい!なんか太っ腹な未来人じゃないですか!
投稿したのはtaka@品川運転所(@taka_gollgood)さんです。「飛騨高山のハンバーグ屋さんの感想ノートで見つけた壮大なストーリー」とのコメントとともに、メッセージの写真を10月2日に投稿したところ、11日午前までに1万件近くリツイートされています。
感想ノートに書き込まれている内容はというと、こんな感じです。
・この時代に迷い込んで5日がたった。日本語が変わっていないことに安心しているが、車が自動運転されていないことに、過去の時代だと強く感じる。
・この時代はまだ「食肉禁止法」がなく、こんなうまい肉がくえるなんて天国のようだ。
・しかし…「そんな悠長なことを書いている暇ではなかった!」
・私は「私の時代」への帰り方を忘れてしまった。帰るのに必要な「身体移転台」をどこにしまったか分からなくなってしまった。
・移転台の形は現在のカメラの三脚に似ていて、大きさは手のひらにのる程度。
・見つけてくれたら、報酬として未来につれていってくれる。
◇ ◇
すこしハードボイルドっぽい言葉づかいと、書くうちに気分がのってきたのか、後半にかけて筆跡が荒くなってきているのが印象的です。投稿を見た人たちからは、「映画の冒頭みたい」「タイムトラベラーwこういうネタ好きだ!」という声が。一方、書き込んだのが未来人だったとして「食肉禁止法が施行されているのに、なぜ肉の味を知っているのか」「現代の通貨をどうやって入手したのか」と鋭い指摘も。手のひらに乗る大きさの三脚の画像を「これではないか」と寄せる人もいたのですが…残念ながら書き込みには「連絡先」が書かれていなくて。ああ、未来人、ちょっとツメが甘いかも。はたして無事に未来に戻れたのでしょうか…。
今回の投稿をしたtaka@品川運転所さんに聞きました。