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「結婚式のブーケになれそうですね!」白い花が咲いた野菜がまるで花束!? 実は激レアだった

行橋 友 行橋 友

「そういえば、ブロッコリー
稀に白い花を咲かせることがあるんですが
それがこれです」

石川県でブロッコリーなどの栽培を手がける「有限会社安井ファーム」(@yasuifarm)さんが投稿したのは、まるでウェディングブーケのような花をつけたブロッコリーの写真。安井ファームさんは、栽培面積ベースで石川県産ブロッコリーの約3割を占めるという農業法人です。

ブロッコリーはアブラナ科の野菜で収穫のタイミングを逃すと本来は黄色い花を咲かせるとされていますが、今回はめずらしい白色の花が咲いたとのことです。この可憐な姿が話題を呼び、多くのコメントが寄せられました。 

「そのまま結婚式のブーケになれそうですね💐」
「ちょうちょがとまってるみたい✨」
「めっちゃ菜の花ですね!さすがアブラナ科!」
「ブロッコリーの花ことばは『小さな幸せ』だそうです」

ブーケや蝶を連想させるコメントのほか、同じアブラナ科の菜の花との共通点を指摘する声も見られました。普段は花が咲く前の状態で食卓に並ぶブロッコリーだけに、その花の姿を知らなかった人も多かったのではないでしょうか。

今回ブロッコリーが咲かせた白い花について、安井ファームさんに詳しくお話を伺いました。 

ーー白い花が咲いたのは、いつ頃でしたか?

「写真は2024年11月頃に撮影したものです。ブロッコリーは種をまいて苗を育てて畑に植えたあと、私たちが普段食べている『花蕾(からい:ツボミの集合体)』と呼ばれる部分が大きくなっていきます。通常は花蕾が締まっている状態で収穫するため、花が咲くまで畑に残ることはあまりありません」

ーー白い花が咲くのはどのくらいの頻度なのでしょうか?

「私たちが確認した範囲では2021年の春に一度社内で目撃情報が上がった程度なので、感覚としては『3年に1回あるかないか』くらいといったところでしょうか。ただ、ブロッコリー農家は基本的には花が咲く前に収穫するため、実際にはもう少し高い頻度で白い花を咲かせることがあるのかもしれません。そう考えると、農家であってもなかなか見る機会のない『レアッコリー』といえるのではないでしょうか」

ーー白い花をつける前のブロッコリーも、通常とは色や形状が異なるのでしょうか?

「顕著なサインがあればわかりやすいのですが、少なくとも私たちが見た限りでは花が咲く前の段階で『これは白い花が咲きそうだ』と分かるような特徴は確認できませんでした。花が咲いて初めて気づいた、といった次第です」

ーー白い花を咲かせる特定の条件など、あるのでしょうか?

「品種の持つ性質や個体差などが関係しているのではないかと考えております。私たちも白い花を見る機会そのものが少ないため、見つけたときは嬉しくなってつい写真を撮ってしまいます」

ーーこれからの季節、安井ファームさんがおすすめしたいブロッコリー料理は?

「おでんの具材としてのブロッコリーでしょうか。少々ポトフめいてしまいますが、ウィンナーと一緒に入れてもよきでございます。あと、もつ鍋に入れても美味しいのでオススメです」

ーーブロッコリーの意外な魅力・知られていない一面について色々紹介されていますが、特に反響が大きかったものは?

「まいどなニュースさんでも以前取り上げていただいた『ブロッコリーの保存方法』についての発信は、特に大きな反響をいただきました。野菜室に入れられがちなブロッコリーですが、実は最適保管温度が0℃(ギリギリ凍らない温度)と意外にも低めでございます」

「そこでブロッコリーを保管する際は、乾燥を防ぐためにそのまま丸ごとポリ袋(アイラップなど)に入れ、冷蔵庫のチルド室に入れていただくと2週間程度ナイスブロッコリーを保てるようになるのでオススメです。チルド室がない、あるいは空いていない場合は次点で冷蔵室にて保管いただけますとオッケーブロッコリーです」

3年に1回あるかないかという、まさに「レアッコリー」な一枚。花言葉「小さな幸せ」の通り、見る人の心をふっと和ませてくれるひとときだったのではないでしょうか。

安井ファームさんは日ごろよりブロッコリーの知識などを発信されています。
「安井ファームでは、各種SNSを中心に『ブロッコリーの消費拡大』を掲げて日々発信しております。ブロッコリーのおいしい食べ方や保存方法など、消費者目線でのブロッコリーの魅力を生産者ならではの知識を交えながら、少しでも楽しくお伝えできればと思っております」

さらには、出版されている本のお話やブロッコリーへの熱い思いを語っていただきました。
「著書『いつものごはんが10倍おいしい!バズ農家が教える お野菜ときめきトリセツ』もおかげさまで全国の書店ほか、電子書店にて好評発売中です。また、11月26日は『いいブロッコリーの日』として制定させていただいていおりますので、この日はみなさま思い思いにブロッコリーをお楽しみいただければと存じます。よきブロッコリーライフをお過ごしいただけますと幸いです。今後ともブロッコリーをどうぞよろしくお願いいたします」

・安井ファームさんHPはこちら

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