tl_bnr_land

黒くてトゲトゲ…「ウニだ」保護子猫の名前が決まった瞬間 全身の毛を逆立てた「やんのかステップ」に反響

梨木 香奈 梨木 香奈

「名前が『うに』に決まった瞬間の写真が出てきた」――。

そんなコメントとともに投稿された1枚の写真が、Xで話題です。写っているのは、子猫時代の「うに」くん。小さな体を弓なりに曲げ、全身の毛をブワッと逆立てたその姿は、確かに黒くトゲトゲしたウニにそっくりです。

飼い主のねこのいいなりさん(@Yes_my_nyanz)によると、当初は「うに」とはまったく別の名前を考えていたのだそう。

先住猫の「ろき」くんは、北欧神話に登場する変幻の神「ロキ(Loki)」が名前の由来。そのため、同じ2文字で神話つながりの名前にしようと、ギリシャ神話の勝利の女神「ニケ」を候補にしていました。

ところが、お迎えして間もないころ、おもちゃに大興奮した子猫が全身の毛を逆立てる姿を目撃。「黒くてトゲトゲした感じがウニみたい!」と衝撃を受け、その瞬間、「うに」という名前に決まったといいます。

まさに命名の決定的瞬間をとらえた、貴重な1枚。この投稿には2.7万件超のいいねが集まり、「ウニだ!」「これは見事なやんのか」「黒猫ちゃんかわいいね」など、その見事な「ウニっぷり」に目を奪われる人が相次ぎました。

車の中から子猫の声…夜遅くまで続いた救出劇

うにくんとの出会いは、5年前の蒸し暑い夏の日でした。

「仕事から帰宅すると、自宅の車の周りにご近所の方々が集まっていました。『朝からこの車の中から子猫の鳴き声がする』と、私の帰宅をずっと待っていてくださったのです」

大あわてで救出を試みたものの、怯えた子猫はどんどんエンジンルームの奥へ。ようやく助け出すことができたのは、夜遅くになってからでした。

「真夏の暑い日だったため、元気な状態で救出できたのは本当に奇跡でしたし、気付いて見守ってくださったご近所の皆様には、今でも感謝してもしきれません」

こうして家族になったうにくんですが、お迎え当初は、先住猫のろきくんとの距離感にもひと苦労したそうです。

「ろきを好きすぎるあまり、グイグイ絡みにいきすぎてしまい、一時期は関係がギクシャクして大変でした。ろきも甘えん坊でかなり嫉妬深い性格だったため、『先住猫のろきが一番大切で最優先だよ』と安心してもらえるよう、ご飯やおやつをあげる順番、遊ぶ時間やスキンシップなどは、必ず『ろきから』を徹底しました」

また、うにくんには、保護当時のトラウマからか分離不安の症状もあったといいます。常に触れていないと鳴き続けたり、成長後も留守番のストレスから血便が出たりすることがあったそう。

獣医師に相談し、ペット用の乳酸菌サプリを与えながら、できるだけ一緒に過ごせるよう、飼い主さん自身もリモートワークができる仕事へ転職。時間をかけて寄り添った結果、「今では分離不安の症状はなくなりました」と教えてくれました。

玄関では「忠犬うに」!? 甘えん坊な現在の姿

現在、5歳を迎えたうにくんは、「猫というより犬っぽく、甘えん坊でとてもかしこい子」なのだとか。大好きなろきくんとの関係にも、少しずつ変化がありました。

「ろきに何度も怒られて反省したのか、今ではちゃんとろきの様子や機嫌をうかがってから行動するようになりましたね。今では穏やかに、いい距離感で仲良く過ごしています」

さらに、飼い主さんが外出から帰宅すると、必ず玄関までお出迎え。その姿から、家では「忠犬うに」と呼ばれているそうです。

「服の中に潜り込んできたり、飼い主の体の上でくつろいだりと、とにかく甘えん坊で、常にくっつきたがりですね」

一方で、床を走るロボット掃除機が迫ってきても、気にせず寝転がっていることも。「マイペースで大物感のある一面もあり、毎日見ていて本当にあきません(笑)」と飼い主さんは笑います。

マイペースで、どこか愛嬌たっぷりのうにくん。子猫時代の姿から生まれた名前も、今ではすっかりうにくんらしさのひとつになっているようです。

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース