「今朝の『お散歩行かない』です😇
とはいえ絶対行くので、涼しくなるまでこの儀式が続きます😇😇」
投稿された動画で布団の上にどっしりと構えているのは柴犬の「太郎」くん。暑さの中、飼い主さんが差し出す首輪から顔を背けるように、いつもの散歩に行きたくない一心で全力の抵抗を見せています。ぽっちゃりとした体形も相まって、その姿に心をわしづかみにされた人が続出しました。
「こんな子供みたいに駄々こねるなんて…」
「ヤダヤダとだぼだばしてるの可愛い」
「職場の同僚から『うちの柴が夏のイヤイヤ期で💦少し遅刻します💦💦』とか連絡あっても許してしまいそう😊」
「見てるだけなら可愛いけど、飼い主さんは必死ですね」
首輪から逃げるようなしぐさ、さらには力のこもった後ろ蹴りのような動きまで披露する太郎くん。そんな姿には「この気持ち分かる」といった共感の声が相次いだほか、飼い主さんの奮闘ぶりに思わず笑ってしまったという人も少なくありませんでした。抵抗する姿がどこか人間味を感じさせるからこそ、これだけ多くの共感を集めたのかもしれません。
そんな太郎くんを投稿したのは飼い主の「lovelove_taro」(@pipipinopi14)さん。反響を呼んだこの一幕について、詳しいお話を伺いました。
ーーこの様子を撮影されたのは?
「太郎は朝飼い主が起きると一緒にベランダに出てその日の天気を確認するのが日課です。この日は私が朝の散歩に連れていく日だったのですが、朝から暑い日だったので行くのが嫌だったんだと思います(笑)」
ーー太郎くんは夏に毎日こんな行動を?
「暑い日と雨の日はしますね。夕方の散歩は特に『お散歩いかない』します」
ーー太郎くんが動くまで、どのくらいの時間がかかりましたか?
「この日は30分くらいで、長いと1時間くらいかかることもあります。夏の朝は1時間もかけていられないのでとにかく説得に熱が入ります」
ーー太郎くんをお散歩に連れ出すため、飼い主さんでなにか工夫していることは?
「うちのルールなので、専門家の方から見たら違うのかもしれませんが、私たち家族は家の中で誤飲など命にかかわること以外、太郎が嫌がることや怖がることはしないようにしています。それが工夫かもしれません。
やめて欲しいことやしてほしいことがある時は説得スタイルなので時間はかかるのですが、太郎もこちらの意図を理解できているようで、納得すると動いてくれます。おやつも使いますが、おやつに釣られているというよりは太郎の意思で行動しています」
ーー散歩に連れ出した後の太郎くんは?
「外に出ると家の前でしばらく立ち止まって匂いや状況の観察を必ずする子で、すぐには歩きだしません。あとはうっきうきの日もあれば、動かなくなる日等全て太郎の気分次第です」
ーー太郎くんは普段、どんな柴犬ですか?
「自分に正直でしっかり意思を持った日本男児でまっすぐな性格です。愛嬌があるタイプではありませんが、寂しがり屋の甘えん坊です」
根気強く向き合う飼い主さんの姿があってこそ、太郎くんも安心して自分の気持ちを伝えられているのでしょう。多少時間がかかっても納得して歩き出す太郎くんの姿には、ワンちゃんと人との理想的な関係が垣間見えます。
最後に、太郎くんを大切に想う飼い主さんから、こんな一言も届きました。
「全てのワンちゃんが人間に愛され幸せに暮らせる世界になって欲しいなと思っています!」