「仕事から帰ってきたらこれが待ってるというのが子育ての最強のメリットだろこれ」
そんなコメントとともに投稿された冷やし中華の写真が、Xで大きな話題を集めています。
麺が見えないほど、トマトやキュウリ、エビを盛った冷やし中華。添えられた手書きの値札には「めんが見えない!!!よくばり冷し中華 2000円」とあり、その下には大きく「無料」の文字が躍ります。
作ったのは、投稿者ぴん(@pin0619_0601)さんの小学3年生の息子さん。具作りと盛り付けを担当した経緯を、ぴんさんに聞きました。
「自分から手伝いたい」と言い出した夏休み
息子さんは8歳で、毎日ではないものの、料理の手伝いはよくしてくれるといいます。この日は親が頼んだわけではなく、息子さんの方から「手伝いたい」と言い出しました。夏休みに入り、何か手伝おうと思ったのではないかと、ぴんさんは話します。
息子さんが担当したのは、トマトを切る、エビの殻をむいてゆでる、カニカマを裂く、薄焼き卵を焼いて切る、という具づくりの工程。メニュー名も値札も、息子さんの発案だそうです。
投稿には、「キャッチコピーのセンスがいい」「2000円が無料!」「これは疲れて帰ってきたらうれしい」「泣いちゃう」といったコメントが並びました。値札の金額と「無料」のギャップや、子どもらしい命名のセンスに反応する声が目立ちます。
投稿は瞬く間に広がり、ぴんさんが「ちょっと伸びているので補足ですが」と説明を書き添えるほどの反響に。「メニューの命名も制作も息子の力作です」とつづっています。
お風呂上がりにも「おいしい?」
仕事から帰ってきた父親が食べている最中に2回、食べ終わった後に1回。息子さんは「おいしい?」と感想を尋ねたといいます。父親が箸を進める横で、返事を待っていたのでしょう。
「息子はとてもうれしそうに聞いていました。夫が食事(を始めるの)と同時に息子がお風呂に入ったのですが、お風呂から上がってパジャマを着る前に聞いていたので、よほど自信作だったんだと思いました。夫も喜んでいました」とぴんさんは振り返ります。
手書きの値札だけでなく、父親に喜んでもらいたいという息子さんのまっすぐな気持ちが、多くの共感を集めました。
仕事から帰ると、8歳が考えた値札付きの一皿と、「おいしい?」と何度も聞いてくる作り手が待っている。「子育ての最強のメリット」という投稿者の言葉に、多くの人がうなずいたようです。