ソロキャンプや車中泊旅を楽しむmado（@mado_pino）さんは先日、「大切そうなもの」を「落とした」高齢男性を目撃。
「ご年配の男性が車を降りるときに大切そうな物を落としていかれた。お声をかけようとするもすぐにどこかに行ってしまった。とりあえず拾い、風があったので飛ばないように両面テープで貼っておいて差し上げた。気が付いてくれると良いな」
そうつぶやき、2枚の写真をX（旧Twitter）に投稿。男性が落としていった「大切そうなもの」の正体に驚く声が殺到した。
落としたのは「個人情報のかたまり」
「何かと思ったら」
「両面テープで貼るとか迷惑だろ？と思ったケド、これはがっつりテープで貼ってあげた方がいいな」
「フロントガラスに貼ってあげない優しさよ」
「大事だね。唾液のDNAは個人情報のかたまりだし」
「個人情報が得られるものなので適切な対応をなさったと思います」
「これに難癖つけてる人=ポイ捨てする側」
やめて！タバコの「ポイ捨て」
コメントからも想像がつくように、高齢男性が「落としたもの」は「タバコの吸い殻」。いわゆる「ポイ捨て」だ。
1152万以上表示され、8万6千超のいいねがついた投稿の詳細についてmadoさんに伺ったところ、現場はドラッグストアの駐車場内だったそうだ。
「ご年配の方は男性で、初めて遭遇した方でした。自分は自車の中にいて、外を見ていた時に目撃しました。今までにも同様の場面を目撃しており、優しくお声をかけて穏便にお届けしたことがあったので」（madoさん）
「器物破損」の声も見受けられたが…
「両面テープ」は、madoさんがキャンプや車中泊グッズとして車に積んでいたものだが、車の窓ガラスに「落とし物」を貼り付けたことに対して、「器物破損だ」という声も見受けられた。
これに対して、「原状回復が容易なので、器物損壊にはなりませんよ。両面テープの粘着程度なら綺麗に取れます」というリプライも寄せられた。
実際、madoさんが使用した両面テープの粘着力は弱めで、使用した面積もかなり小さかったという。
「気になって調べてみましたが、このような状況下のもと、跡が残り得ない粘着力の弱いテープを1cm程側面のガラスに貼ったところでは、器物破損に抵触する可能性は極めて低いようでした。もちろんオススメはしませんが…」（madoさん）
そのポイ捨て、記録・目撃されてます
高齢男性が「返却されたもの」に気づいたかについては、「すぐに出なければならなかったので見てはいません。無事にお手元に戻ると良いのですが…」と、madoさん。
喫煙者による違反行為は、良識ある喫煙者の方々に対する風評被害にもなり得る。
「前車の窓からポイ捨てされた吸い殻の灰が、原付きで後ろを走っていた自分の顔面に当たったことがある」
「たかがポイ捨てだろみたいな意見そこそこあるけど、一歩間違えば放火未遂というクソやばいことをやってる自覚を、ヤニカスはもっと持った方がええで」
寄せられたコメントの中にはこういった、「ポイ捨て」に対する強い憤りの声も見受けられた。
「私の行為に否定的な意見がもっと多いかと思いましたが、ほとんどが肯定的で、多くの方がタバコのポイ捨てに対する非常に強い不快感を持っていることがわかりました。今は監視カメラやドラレコ画像などもあり、いろんな方が見ていますし、ネタにされる恐れもあるのでポイ捨てはやめましょう」（madoさん）
