「朝食キャンセル界隈」
ある朝、ウェルシュ・コーギーの女の子「ひめ」ちゃん(1歳・漢字表記は日芽)は、なぜか食欲がありませんでした。困った飼い主のXユーザー・ᴄᴏʀɢɪひめ nametti2kdさん(@nametting)は、“ごはん文字”を試すことに。ドライフードで「たべて」と描き、声をかけてみたのです。
「ないないするよ〜」と伝えると、ひめちゃんはむくっと起き上がり、まずは「た」を完食。
続けてゲーム感覚で食べ進め、見事にごはんを食べきりました。飼い主さんの工夫と、ひめちゃんとの信頼関係が垣間見えるこの動画が公開されると、3.6万件超の“いいね”が集まりました。当時の様子を詳しく伺いました。
涙ぐましい作戦の裏側とは…?
ーー当時の状況について。ひめちゃんはよく“朝食キャンセル”をするのでしょうか。
「好き嫌いが増えてきましたが、普段は出されたものをモリモリ完食する子です。朝ごはんに限らずキャンセルの理由は2つ。ひとつは体調不良。このときはヒート明けに続いてワクチン接種もあり、食べられない日々が続き、獣医に診てもらうほどでした。もうひとつはわがままです。前日は犬も入れるピザ屋で、普段のごはんに加えてピザの耳も食べていました。その翌朝、体調回復途中にわがままが爆発したのだと思います」
ーー“ごはん文字”を作っている間、ひめちゃんの様子は?
「完全に見て見ぬふり。『我関せず』といった感じでした」
ーーこのあと、どうなりましたか。
「食べる気はまったく感じられなかったのですが、少しでも食べてほしかったので遊びたい気持ちを利用しました。完食までは30分くらいかかったと思います」
ーーひめちゃんは、どんな性格ですか。
「家族思いで優しい子です。誰かが怒ったり泣いたりすると、必ず飛んできて顔をペロペロしてくれます。外では人が大好きで、お散歩中に会った人みんなに撫でてもらいに行きます。ただし犬同士では自分のお尻は嗅がせないタイプで、ちょっと犬コミュ障ですね」
ユニークな工夫に、多くの人が共感や笑いのコメントを寄せています。
「かわいい」
「ご飯飽きた、あるある?」
「うちなら秒速でなくなるな…」
「今度、うちの犬で試してみよう!!」
「凄い!!! 餌(え)文字ですね~!!!」
「コーギーってやっぱりおもしろ…いや、かわいすぎる♡」
「結局楽しみながらなら食べるところ、うちの子と一緒」