明日12日(木)の朝は冷え込みが強まり、冬日地点が続出するでしょう。14日(土)～15日(日)は、一段と強い寒気が列島に流れ込みます。日本海側を中心に荒れた天気になって、降雪量が多くなるおそれがあります。車の立ち往生など、交通への影響にご注意ください。
明日12日(木) 朝の冷え込み強まる 都心も霜がおりるほどの寒さ
明日12日(木)は太平洋側では、おおむね晴れますが、朝は冷え込みが強まります。内陸や標高の高い所を中心に冬日(最低気温が0℃未満)地点が続出。東京都心でも最低気温は3℃くらいまで下がり、霜がおりるほどの寒さになるでしょう。
日中の最高気温は10℃を少し超えるくらいで、北風も強めに吹いて、体感温度を下げそうです。マフラーや手袋などで防寒をしっかりとして、お出かけください。
日本海側は、北海道から北陸を中心に断続的に雪や雨が降るでしょう。
北海道や青森県では、積雪が今シーズン最多の所が多くなっています。今日11日(水)の午後4時現在、青森県酸ヶ湯で1メートル38センチ、北海道幌加内町朱鞠内で99センチとなっています。明日12日(木)にかけても積雪が一気に増える所もありますので、路面状況の変化にご注意ください。
14日(土)～15日(日) 日本海側は積雪急増 車の立ち往生に注意
13日(金)は、太平洋側は冷たい雨で、標高の高い所では雪が降るでしょう。今のところ、平地では雨の予想ですが、寒気の流れ込みや低気圧(南岸低気圧)の通るコースによっては、関東北部の平地でも雪がちらつくこともありそうです。最新の気象情報にご注意ください。
14日(土)～15日(日)は日本海側を中心に雪や雨で、北陸から山陰の平地でも雪の降る所がありそうです。北陸や東北の日本海側を中心に積雪が一気に増えて、降雪量が多くなるおそれもあります。風も強まり、荒れた天気になるでしょう。車の立ち往生など、交通への影響に注意が必要です。
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ
雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズを車に積んでおくようにしてください。まだ、出かける前に燃料が十分にあることも確認しましょう。大雪や猛吹雪が予想される場合は外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。今後も最新の気象情報や交通情報をこまめに確認するようにしましょう。
