今日18日の東海地方は、寒気の影響で、夜は朝よりもグッと冷えるでしょう。明日19日の最低気温は、名古屋で今朝(18日)より8℃も低い予想です。この先、時折り寒気の流れ込みがあり、気温変化が大きくなります。急な冷え込みに注意が必要です。
今日18日 午後の天気
今日18日、日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となっていて、寒気が流れ込んできています。東海地方は、夜にかけて、乾燥した晴天が続く所が多いでしょう。飛騨北部では、午後も日本海側から雲が流れ込みやすく、気温の下がる夜は、雪の降る所がある見込みです。また、静岡県では西部では大体晴れますが、中部や東部、伊豆では気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、にわか雨の所がありそうです。
夜にかけて気温は急降下し、明日19日の朝は、広い範囲で一桁の冷え込みとなる見込みです。夜のうちに、厚手のコートの準備を済ませておくと安心です。
2週間天気前半:19日(火)~25日(月) 晴れる日が多い 次の週末は寒気が再び南下
明日19日は、冬型の気圧配置が緩んで、本州付近は移動性高気圧に覆われるでしょう。明日19日は、強い風も収まり、穏やかに晴れる所が多くなりそうです。ただ、静岡県では、気圧の谷や湿った空気の影響で、雲が広がりやすいでしょう。
20日(水)は、高気圧の中心が東の海上へ移動し、東海地方の南海上には、低気圧が発生する見込みです。湿った空気が入りやすくなるため、広い範囲で雲が多くなるでしょう。まとまった雨雲は海上に広がるため、三重県南部や静岡県を中心に雨の降る所がある程度で、雨の降る時間は短く、量も少ない見込みです。
21日(木)は、低気圧は東海地方から遠ざかるため、広く晴れ間が戻るでしょう。寒気も抜けているため、ポカポカ陽気が戻りそうです。22日(金)以降も、大体晴れる見込みです。ただ、寒気が再び流れ込むため、晴れても風が冷たく感じられそうです。朝晩の冷え込みが強まり、高山では氷点下の冷え込みとなる日もある見込みです。
2週間天気後半:26日(火)~12月1日(日) 27日(水)は広く雨となりそう
26日(火)は天気は下り坂で、夜は雨の降る所があるでしょう。27日(水)は、湿った空気や本州付近を通過する気圧の谷の影響で、広く雨が降る見込みです。28日(木)は、はじめ雨の残る所がありますが、日中は晴れ間が戻るでしょう。
その先は、晴天が続く所が多く、大きな天気の崩れはなさそうです。ただ、再び寒気が流れ込むため、高山市などでは雲が広がりやすく、雪や雨の降る時間もある見込みです。30日(土)には、高山でもいよいよ雪マークがついてきました。車の冬装備がまだな方は、早めに冬用タイヤへの交換をしましょう。
最低気温・最高気温ともに、平年並みか平年より高い日が多くなりそうです。気温変化が大きいため、急な冷え込みに注意してください。
シーズン最初の雪 慣れていても注意
冬の時期に雪の多い所に住んでいる方でも、ひと夏を過ぎると、雪道での車の運転感覚を忘れがちです。シーズン最初の雪は、たとえ雪に慣れている方でも、以下の2つのことに注意が必要です。
(1)必ず、スタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、溝が十分にあるかどうかを、事前に確認してください。あまり使っていないスタッドレスタイヤでも、時間が経てば、劣化が進みますので、シーズン前に点検が必要です。
(2)たとえ急いでいても、急ブレーキ、急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をしてしまうと、車がスリップしやすくなります。車を発進する時や上り坂では、タイヤが空転してしまわないよう、アクセルをじわりと踏み込んでください。下り坂では、エンジンブレーキを基本として、アクセルとブレーキも適度に調整して、速度を落としてください。