キャットステップに顎をのせ、後ろ足二本で立ち、優雅に縦にのびる黒猫さんの写真が「X」で注目されました。
「なんそれ」
そんなつぶやきとともに写真を投稿したのは「猫別府」(@necovepp)さん(以下、飼い主さん)のアカウントです。
「前衛芸術パフォーマンスか! しっぽのラインがまた極上」
「音楽記号でありそう」
「オブジェみたいですね~。」
などとその美しさを称える声が届いています。
飼い主さんに愛猫の猫別府ちゃんが長々とスタイリッシュにのびた時のことをお聞きしました。
実は「無謀な姿勢で黙々と餌を食べ続け」ていた黒猫さん
――なぜこのような姿勢に?
今回の写真に至る経緯ですが、キャットステップの上に乗っている所を写真に収めようと目論み、猫を誘導する目的で中段のステップに餌を置いたところ、こちらの思惑に反し、つま先立ちで餌を食べ始めた場面になります。
――そうだったのですね。
最初は「違う!そうじゃない!」と心の中で叫びましたが、無謀な姿勢で黙々と餌を食べ続ける様子を眺めているうちに、「なんだこれ...」と呆れてしまいました。1〜2分はこの体勢を保っていましたが、こういった行動は今回が初めてです。
「猫別府」ちゃんというお名まえの由来は?
――ところで「猫別府」ちゃんとはめずらしいお名まえです。
名前の由来は、元広島東洋カープの北別府選手から頂戴しています。特に深い理由はなく、語感の良さが気に入って名づけました。
◇◇
また飼い主さんは「猫別府は神戸の保護猫団体から譲り受けました」といい、「元野良という事もあってかヤンチャな性格で、カーテンにぶら下がったり、エアコンの上によじ登ったりと、毎日ひとりで大騒ぎしています」とその暮らしぶりを話しています。
さらに「最近のマイブームは『壁紙剥がし』らしく、飼い主はされるがまま、泣きながら家が崩壊していくのを眺めています(甘やかしすぎたのかもしれません...)」とも言う飼い主さん。アカウントのタイムラインでは、飼い主さんと仲良く、のびのびと過ごす猫別府ちゃんの姿が日々投稿されています。