エモすぎる部屋に胸が締めつけられる!“平成グッズ”を収集し続けるコレクターの自室がスゴい…

古川 諭香 古川 諭香

時代の流れや自身の趣味によって、部屋にあふれる雑貨やグッズは変わっていくもの。だからこそ、「なんてエモいんだ…」と驚かされるのが、大量の平成グッズを収集している平成こじらせ部屋さんの暮らし。

ゲームボーイや香りつきのペンなど、いたるところに平成を感じさせるグッズが溢れており、平成生まれは胸がギュっと締め付けられます。

友人との思い出話が増えたことから「平成グッズ」を収集!

もともと漫画やフィギュアを多く所持していたという、平成こじらせ部屋さん。収集は30歳を過ぎた頃。友人と会った時に懐かしい話で盛り上がることが増え、懐かしい物を集めたいという気持ちが高まっていきました。

通販サイトや「まんだらけ」、「ハードオフ」などで青春時代を感じられるグッズをコツコツ収集。今では活動を知ったファンから譲ってもらえるまでに。

「もともとコレクター気質で物を集めるのが好きでした。ただ、欲しい物を集め続けるのは限界もありますし、キリがないので、1番熱が持てる“懐かしい物”に縛っているという感じです」

自室は平成時代に自身が住んでいた部屋の再現ではなく、昔憧れた部屋を作っているそう。

「当時の自室はおもちゃで溢れていないので昔、所持していた物や見てきた物を取り入れ、複数の友人宅を混ぜ合わせたような部屋にしています。見た人は、切り取ったシーンに懐かしさを感じられると思います」

平成グッズコレクターが心ときめく“お気に入りアイテム”は?

これまでに集めた平成グッズは、当人でも数えきれないほどの多さ。中でも特に気に入っているのは、空缶コレクターさんから譲ってもらった「ごめんね」の空缶です。

「当初はそこまで思い入れはありませんでしたが、なかなか見つからず諦めていたところ、私の活動を見てくださっていた方から譲っていただけた。そういう経緯もあって、気に入っています」

また、子どもの頃から欲しいと思っていた「恐竜サウルスの骨格」も大切な宝物。

「昔、近所に住むお金持ちのお兄さん宅に飾ってあって、羨ましくてしょうがなかった。こちらもコレクターさんに譲っていただき、ようやくゲットできました」

ちなみに、現在手に入れたいと思っているのは、カラフルな絵が描ける「レインボーアートデラックス」と、桃の天然水の空缶。

「平成部屋にはどうしても男性が懐かしいと思う物が多いので、今後は女性が懐かしいと感じる物も増やしていきたいと思っています」

懐かしさを明日の活力に!前向きに平成時代を楽しむ

これだけ膨大な量の平成グッズがあるのなら、家中が平成になっているのでは…?そう思いきや、実は平成こじらせ部屋さん、平成グッズをコレクションする部屋を決めているそう。2LDKのマンションで暮らす中、2部屋を平成部屋にし、リビングは普通の家と変わらない令和仕様にしています。

平成部屋にこもるのは、疲れた時やストレスを感じた時。あの頃の思い出に浸ると癒され、明日への活力をチャージできるのだそう。

懐古趣味は過去に囚われている、今を生きていないというマイナスイメージを持たれることもありますが、平成こじらせ部屋さんはポジティブかつ前向きに“懐かしい”を楽しんでいるのです。

「平成がいいというよりも、私が生きてきた時代、懐かしい物で溢れているのが平成だったというだけ。当時も悩みや嫌なことはありましたが、思い出になると、不思議なことに悪い気がしない」

令和を生きる中で少し疲れた時にふと立ち止まり、昔を思い出して癒される。平成を生きた人にとって、そんなコンテンツになりたい。自身が平成グッズに癒されるだけでなく、そんな思いも抱えている平成こじらせ部屋さんはSNSだけでなく、YoutubeやTiktokでも自身の平成部屋を紹介。同じ時代を生きた人や平成という時代が好きな人にワクワク感を与えています。

「私にとって、平成は幼い頃から青春時代まで過ごした思い出の詰まった時代です」

自分の“好き”にまっしぐらなコレクター生活。その暮らしは、同じく平成を生き抜いた大人たちを童心に帰らせます。

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