最大震度6弱 揺れの大きかった地域では18日朝にかけて雨 土砂災害に注意

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17日23時14分ごろに豊後水道を震源地とする最大震度6弱の地震が発生しました。揺れが大きかった地域では18日朝にかけて雨の降る所があるでしょう。少しの雨でも土砂災害の恐れがあります。夜暗い時間ですが、十分に注意してください。

18日朝にかけて雨も 土砂災害に注意

17日23時14分ごろに豊後水道を震源地とする地震が発生し、愛媛県愛南町や高知県宿毛市では最大震度6弱を観測しています。18日朝にかけて前線を伴う低気圧が九州南部から四国の南を通過し、雨の降る所があるでしょう。

18日0時現在、震度4を観測した地域もある鹿児島県や宮崎県で雨が降っていて、明け方にかけて雨脚の強まることもありそうです。今雨の降っていない高知県でも弱い雨が降る可能性があります。揺れの大きかった地域では、少しの雨でも土砂災害の危険が高まることもあります。夜暗い時間ですが、十分に注意してください。

土砂災害の前触れは

土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。

緊急地震速報が発表されたら

緊急地震速報とは、地震の発生直後に、各地での強い揺れの到達時刻や震度を予想し、可能な限り、素早く知らせる情報のことです。緊急地震速報が発表された場合は、強い揺れの前に、自らの身を守ることが大切です。緊急地震速報が発表されたら、次のような行動を心がけてください。

①屋内にいる場合は、扉を開けて避難場所を確保し、丈夫な机の下など安全な場所に避難しましょう。
②屋外にいる場合は、ブロック塀や看板から離れ、頭を守りましょう。丈夫なビルのそばであれば、ビルの中に避難してください。
③エレベーターの中にいる場合は、全てのフロアのボタンを押しましょう。最寄りの階で停止させて、すぐに降りてください。

いつ発生するかわからない地震に日頃から備え、いざという時に身の周りの安全を確保できるようにしましょう。

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