学童保育に持たせたおにぎり→ザクザク音に小1息子の友達「一口ほしくて号泣」、連絡帳で求められたレシピは

山脇 未菜美 山脇 未菜美

小学1年生の男児が学童保育に持参したおにぎりを巡る意外なエピソードが、SNS上をにぎわせている。わかめの混ぜご飯に、天かすをまぶしたおにぎり。食べる度にザクザクという音が響き、音を聞き付けた子が「何入っているの?ちょっと食べさせて」と反応。

弁当は交換禁止のため、先生が止めたが、その子は泣いて嫌がったそう。困り果てた先生は結局、連絡帳でお弁当を作った保護者に作り方を聞く展開に。普段はお弁当を残すことが多いという子が泣いて食べたいと頼んだレシピとは。

たこ焼き用に買っていたけど…

Xに投稿したママは、東北在住の看護師の女性。おにぎりの材料は、トップバリューの「わかめの混ぜご飯」と「いか海老味天かす」。作り方は、①炊き立てのご飯に「わかめの混ぜご飯」をまぜる②天かすを混ぜる③ラップで丸く包んだら冷めるのを待つ④冷めたらおにぎりに天かすをまぶしてラップで形を整える―だけという。

約1年前、たこ焼き用に購入したいか海老味天かす。夫が甲殻類アレルギーで減らず、用途に困っていた時にアレンジを思い付いたという。ある日、わかめと鮭フレークの混ぜご飯を作った際、仕上げにゴマを掛けようと思ったが、息子はゴマが苦手。天かすで代用すると、美味しそうに完食してくれたため、この手法を使うようになった。「天かすを2度入れるのは、海老イカの風味をご飯に付けるのと、食感を楽しんでもらうためです。ふやけないようにしっかり冷ましてから外側にまぶして、形を整える時はラップに付いた水分を吸わないように一度ラップを変えるのがおすすめです」と話す。

衝撃の連絡帳の内容

10月上旬、連絡帳にはこう書かれていた。「〇〇ちゃんが息子くんのおにぎりを食べたくて食べたくて泣いてしまいました。息子くんは『あげたいけどルールだから』と伝えて守ってくれました。〇〇ちゃんは帰る時までおにぎりの事を言っていたので、作り方を教えていただけないでしょうか?」。息子に聞けば、ほかの子も音を聞いて寄って来たり、〇〇ちゃんはおにぎりを食べ終わったのを見てさらに泣いたり。「カオスだったんでしょう(苦笑)保護者の方も仕事を終えて疲れて迎えに来たはず。同級生のおにぎりを食べたくて泣いたと聞いたら、膝から崩れ落ちるだろうなと想像しました」と振り返る。

レシピを記した後日、夫が息子の迎えに行った際、〇〇ちゃんの母親にとても感謝されたという。「簡単なレシピですが、世のママたちの肩の荷が少しでも下りれば」

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