みなさんは、オンラインで食品を購入することはありますか。全国の10～50代の男女1071人を対象に「オンライン購入」に関する調査を実施したところ、買ったことがある食品は、「海鮮」「冷凍食品」などに回答が集まりました。また、購入時に重視するポイントは「商品の詳細説明」が最も多かったそうです。
北海道の食品、食材専門の産直ECサイト『きたきた』を運営する株式会社all（北海道札幌市）が、2023年3月にインターネットで実施した調査です。
まず、「オンラインで食品を購入する頻度」を聞いたところ、「半年に1回」（15.9％）、「月に1回」（11.9％）、「月に数回」（9.9％）などが上位に並んだ一方で、46.3％の人が「ほとんど利用しない」と答えています。
「オンラインで食品を購入したことがある」と答えた575人に対して、「実際にオンラインで買ったことがあるもの（買っているもの）」を複数回答可で教えてもらったところ、「海鮮」（39.7％）、「冷凍食品」（38.8％）、「レトルト・パウチ食品」（33.4％）といった回答が上位に挙げられました。
また、「オンラインで食品を購入する理由」を複数回答可で答えてもらったところ、「品揃えが豊富」（37.0％）が最多となったほか、「その土地ならではの食品が手に入る」（29.0％）、「近所に店舗がない」（25.9％）なども挙げられています。
一方、「ほとんど利用しない」と答えた496人に対して「オンラインで食品を購入しない理由」を複数回答可で答えてもらったところ、「店舗で買える」（41.9％）、「実物を見て購入したい」（34.9％）、「配送料や手数料が高い」（28.4％）といった回答が挙げられました。
さらに、「オンラインで食品を購入したことがある」と答えた575人に対して、「食品をオンラインで購入する際に重要視すること」を複数回答可で答えてもらったところ、「商品の詳細説明」（60.4％）が最多に。次いで、「口コミ」（51.8％）、「写真（商品）」（40.5％）と続きました。
最後に、「オンラインで食品を購入する際の価格帯」を教えてもらったところ、最も多かった回答は「2000円〜3000円未満」（26.4％）でした。次いで、「3000円〜5000円未満」（21.7％）、「1000円〜2000円未満」（20.7％）と続き、購入価格のボリュームゾーンは、「1000円～5000円」であることが分かったそうです。
