「寒すぎてツララもバグってしもた」というひと言と共にtwitterに投稿された光景を見たネット民の間に衝撃が走っています。何と軒先から垂直にのびるツララとは別に水平にのびるツララがそこには写っているのです。透きとおるような鋭利な先端は見るだけで背筋が凍りつきそうに感じます。いったい何が起こったのでしょうか?投稿主の「保護猫ほたてさん」(@hotatemamasan)に詳細を聞きました。
この目を疑うような写真に「おぉー!!!真横はレアすぎますね!! 生粋の道民だけど、こんな感じはあまり見ることがないです」「こまめに落とさないと、冬はこんな感じで窓が割れるから怖いです」などという驚愕と戦慄の声が寄せられた他、非現実的な光景に「スタンド攻撃!?」「ちいっ、氷の能力者が潜んでいるのか!」「超能力の戦闘跡みたいやな」などとフィクションの世界を垣間見るように感じた人たちもいました。
投稿主である「保護猫ほたてさん」に写真をこのツララを撮影した時のことをお聞きしました。
先日列島を襲った寒波によりできたツララ 北海道でもレアなこと
――どのような経緯でこのような水平にのびるツララができるのでしょうか。
北海道の建物の屋根は雪が落ちやすいようにトタン屋根が多く、積もった雪はたいてい落雪として地面に落ちます。ただ先日列島を包んだ寒波により雪が屋根から少しずつせり出すものの、なかなか落雪に至らず、重量により屋根からはみ出した雪が元々あった氷柱(ツララ)と共に段々と内側にロールしていき最後は水平になり、その間に普通の垂直の氷柱も形成されこのような形になったと思います。
――おどろくべき光景です。
これは屋根の雪が少なすぎても多すぎてもこうはならないと思いますし、更に天気や太陽が微妙な加減で融合しないとなかなかここまでの変な氷柱は出来ないと思います。
――実際にこのツララをご覧になった時の感想は?
最初はよくある氷柱と思い素通りしたのですが、水平な氷柱が異常に立派だったので撮影し投稿しました。
――北の大地ならではの冬景色に多くの人から反響がありました。
北海道民でも中々見ない立派なバグ氷柱の凄さが伝わったみたいで良かったです。
また投稿主の「保護猫ほたてさん」は現在17歳のご長寿猫さんに加え、ご自宅の前に捨てられていた猫さん達を保護し、合計6匹の猫さんたちと一緒に暮らしています。愛くるしい猫さん達とともに過ごす日々の様子をアカウントのタイムラインやYouTubeのチャンネルで発信中ですのでぜひチェックしてみてくださいね。
【保護猫ほたてさん情報まとめ】
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