「12歳の娘、今日初めて大きめの美容室に行ったんだけど、シャンプー後のドライヤーを2人がかりでやってくれたのを「姫になったのかと思った」って興奮気味に語ってくれたの、凄く胸に来るものがあった。 そうだよ！美容室って、ただ髪を切るだけじゃなくて、そう言う時間を味わう所なんだよ」
大人になったら、初めてのことが少なくなり、ワクワクからも遠ざかってしまいます…。母の御花豆ハナ（@087mame 以下御花豆さん）さんが、そんなサビついてしまった心に、「それで良いの？」と問いかける投稿が話題になっています。
「母である私は、そう言う体験に慣れ過ぎて感動を忘れた挙句、時間もお金も惜しむようになって美容室に年単位で行ってなかった…。アタイ…美容室予約するよ5月中に行く！娘を姫気分にさせてくれた美容師さん、ありがとう！ また行きます。アラフォーおばさんも、姫体験させて頂きます！」と我が身を振り返って、予約を決意します。
その言葉に対して、
「そう！何歳になってもお姫様気分を味わえる所」
「脱毛サロンで複数のセラピストが施術してくださることを、私は“クレオパトラ状態”と呼んでいます！」
「わかる！ちやほやしてもらえるのうれしい」
「自分は床屋で蒸しタオルから顔剃りして最後に軽くマッサージしてもらうまでがそんな感じで特別な気分」という共感の声に加え、
「男は美容室でも王子気分になれないですね（泣）」
「男だと散髪って顔剃りで蒸気タオルが熱いし剃刀当てられて顔剃られる時痛いしくすぐったいし運が悪いと顔切られるしで散々ですからねえ」
「僕はオッサンなので美容院にいったことないですが、たしかにこれだけテンション上げてくれるなら行きたくなる人の気持ちがよくわかります。勉強になりました」
と男性から羨む声も。
思わぬ反響に驚きが隠せない御花豆さんに、コトの詳細を伺いました。
「新鮮な感動を思い出させてくれた娘よ、ありがとう！」
−−娘さんの発言、「その気持ちが素敵」という声も届いています
「私自身も、美容室に行き始めた時は、そのサービスに様々な感動を覚えたものでした。でも、慣れて当たり前になると、何とも思わなくなって…。子供が生まれると、時間とお金が惜しくなり、美容室に行かなくても数百円でカラーリングができるという考えになっていました。美容室で、施術を受けることの特別感や満足感の素晴らしさを忘れていたんです。子供はいつも新鮮な感動を思い出させてくれます。娘に感謝です」
−−反響の大きさは予想外？
「私は、家族との日々を4コマ漫画にしてTwitterに投稿しています。今回も、普段仲良くしてくれているフォロワーさん達なら反応してくれるかな～という程度の何気ない呟きのつもりで投稿したので、こんなにも反応があってびっくりしました。近々美容室デビューを控えた12歳のお子さんをお持ちの方がいらっしゃったのは嬉しかったですし、男性からの床屋さんでの苦労は、全く知らなかったので興味深く拝見しました」
−−美容室には、親子で行ったのですか？
「もう6年生だし、親がいない方が良いかもと思って、娘ひとりで行くことにしました。 本人は“別にどっちでも良いよ～”って感じでしたが。
実は、人生初の美容室は1年ほど前に経験しています。私と一緒に、美容師の方がひとりでやっていらっしゃるサロンでした。その時はあまり感想を言ってなかったですね」
−−ひとりで行って、お客として対応されるって社会勉強になりますね。「姫」以外の感想はおっしゃっていました？
「今回は大きめの美容室で、スタッフも若くてオシャレなお姉さんが多かったためか、とにかく“良い匂いがした”と言っていました（笑）」
−−オーダーも娘さんがご自分でされたんですよね？
「お店に行く前に、どうしたいのか尋ねたら、“短くしたいけどぎりぎり縛れる長さがいい”と言っていたので、私もそれが良いねと言っていました。「前髪は伸ばしたい」と言っていたので、美容師さんにそう伝えたら大丈夫とアドバイスしておきました。
事前に話していた通りの長さに仕上がっていたので、きちんと希望を伝えられたんでしょうね。安心しました。最後に、ちょっと内巻きにして、洗い流さないトリートメントをつけて貰ったようで、それも良い匂いだと喜んでいましたね」
◇ ◇
「子供の話はどんなことでも聞けたら嬉しいので、“ママには話したくない”と思われないよう、馬鹿にしたり偉そうな物言いにならないようにすることだけ、気をつけている」と話す御花豆さんだからこそ、娘さんも「姫になったのかと思った」と素直に話せたのではないでしょうか。一家の日常を描いた4コマ漫画やツイートもほほえましくて、面白いエピソードばかり。ぜひチェックしてみてください。
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