9歳にして初の通販返品作業。なちゅ。さん（@itacchiku）のツイートに注目が集まっています。
なんでも、娘さんがお小遣いを貯めて通販で買ったおもちゃが到着時から壊れていたそう。そこで「返品できるよ」となちゅ。さんが教えてあげたところ、「自分でやってみる」と自ら返送用の伝票を書いたそうです。悲しいはずなのにえらい。
ツイートには「ためにもなるし、はじめてでワクワクするし、すてき」「こういう方針めっちゃいいな」「自分で書いてるのも偉いけど、お手伝いしてお金貯めて買ったって言うところがとっても偉い」とたくさんのコメントと、いいねは6.2万つきました。当時の状況をなちゅ。さんに聞いてみました。
「なんでも自分でやってみたい！」タイプの娘さん
ーー娘さんはどんなおもちゃを購入されたんでしょうか。
「電動式でプロペラが回って飛ぶミニドローンのような2500円程度のおもちゃです。もともと貯めていたお小遣いでは足りない分を、うちでのお手伝いや近所に住むおばあちゃんの家でお手伝いをして1週間ほどで貯めました」
ーーおもちゃを開封したときの状況を教えてください。
「注文直後からめちゃくちゃ楽しみにしていて、その日は朝から何度も宅配ボックスを覗いていました。開封したら、内部のパーツが初めからゆるんで外れていてはめ直すのも難しい状態でした。
ショックでしくしく泣いてしまったのですが、返品できるしお金も返ってくるとわかったら、『じゃあそうする！』と、立ち直りは早かったです」
ーー返品作業も自分でやるとは、知的好奇心が旺盛ですね！
「初めてのことはなんでも自分でやってみたい！とすぐ言うタイプです」
ーー返品したおもちゃは新品が届くんでしょうか。
「今はまだ返品しただけです。現物を見て壊れやすそうなのを理解した本人が、もう一度注文するか迷っています。昨日、返金の通知があり、『お金返ってきたよー』と伝えたら『よかった〜』って安心してました」
◇ ◇
その後、伝票が複写式だったことから、力の入れ具合や住所の記載に苦戦した娘さん。なちゅ。さんと一緒に荷物を出しに行き、最後は「着払いと元払いや返品の時は場合によってどっちを使うのかって話とか、時間指定の意味とか、受け取った伝票をどうするかとか…ひとつずつ説明したら9歳は『へえー！勉強になりますねえ〜』って満足そうな顔でｳﾝｳﾝしてた。満たされる知的好奇心。よかったですねw」と新たな学びにつながったようです。
