鉄板焼きの神戸牛レストラン えっ、お皿にスコップ!?「意外なおもしろさ」を追求

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神戸市の中心地・JR三ノ宮駅から徒歩30秒ほどのところに、神戸牛をメインとしたレストラン「雪月風花」(神戸市中央区)が、4月23日にオープン。鉄板で焼く「エンタメ性」にこだわった鉄板焼きメニューが味わえる。

三宮の隠れ家的なダイニングとして親しまれてきた「雪月風花」は、名物の鉄板焼きを強みに2店舗を同エリアに構えている。神戸ならではの落ち着いた雰囲気で、肉や地酒が堪能できるとあって人気を誇っており、北野店は「食べログ百名店」に選ばれるなど、知る人ぞ知る名店。

今回は「本店」がリニューアルされ、三宮駅から少し離れた元町エリアから、駅直結のビル(神戸交通センタービル)に移転した。とはいえ、旅行会社などが入る「商業ビル」ということもあり、食事をするには少しお堅いイメージ。

同店を手がける砂泊慶昭さんは、「ここは便利なのに、意外と知られていない場所。そこで面白いことをしたいと思い立ったのが移転のきっかけです。食べて楽しい『エンタテインメント』を体感できるお店になれば。いろんな所に仕掛けを散りばめています」と、同店に込めた思いを語る。

そんな同店では、神戸牛や、兵庫県飾磨郡で肥育された村田牛といった兵庫を代表する肉をメイン料理に、個性豊かな創作料理がラインアップ。「鉄板で仕上げるブイヤベース」(1630円)や「THE焼玉ねぎ」(880円)、「気(木)になる唐揚げ」(990円)など、鉄板での調理を生かしたユニークな料理や、ネーミングにひと工夫を加えたメニューなど、思わず笑顔になるようなアイデアが盛りだくさん。

そして、料理は店名にも入っている「月」をイメージした半円形のキッチンで調理されるため、シェフが見せる匠の技を横目に、料理を存分に味わえるのがうれしいポイントだ。営業時間は夕方5時〜夜12時。

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