「初めてマグロを捌いた日。。」と動画をツイートした「Ran（@konel_bread）」さん。まな板の上には、ちょっぴりずんぐりした味わい深い魚が置かれています。頭側に切り込みを入れたあと、尾びれから包丁を入れて２枚におろすと、あらわれたのは3色の身と骨がきれいに再現された…パン！ なんとも楽しいパンに海外からも「アメージング！」と驚きの声が上がり、動画は314.4万回も再生され、ツイートは28.8万以上の“いいね”がついて現在も拡散が続いています。
「これはスゴイ！ これは三枚おろしにしたとしてもきれいそうだ もらったら嬉しいし、おめでたい感じがする〜」
「素晴らしー！(笑)」
「めっちゃ感動です 息子と『おぉ〜』と 言いながら拝見しました」
「可愛いマグロ 捌いた中身のリアルさに、思わず声が出てしまいました」
「マンボウに見えた！可愛すぎる」
「ｽｺﾞ───(〃'艸'〃)───ｨ ちゃんと3枚おろしにしてる で…骨や血合いもあるし…マジすげー」
「赤身、中トロ、大トロまで、すぎょい(*´ω`*ﾉﾉ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ」
なぜ、このマグロパンを作ったのか、投稿したRanさんに聞いてみました。
「コロナ禍になる前は、マグロの解体ショーを近くのお寿司屋さんが定期的に行っていて、子どもたちとよく見に行っていました。コロナ禍となり解体ショーが無くなった今、久しぶりにあの感動を子どもたちに味わってもらいたくて、自分でマグロを捌く決意をしました。」
と、おうち時間のプチイベントとしてマグロパンを作り「初めて捌いた」とのこと。捌いたあとは家族で美味しく食べたそうです。
マグロの長さは約45センチで、オーブンに入れられるギリギリサイズ。そのため、オーブンに出し入れするときに、マグロが庫内の壁にぶつかって傷がつかないように気を使いました。「こだわったのは、身を部位によって色分けしたところです」と話します。
マグロパンは、Ranさんが「イラストパン」と名付けた種類のパンです。
「切ると断面に絵がでるパンを、『イラストパン』といいます。このマグロも、切ると断面に絵（骨や身）がでるイラストパンです。外見は、一般的な食パンのような四角いものから、丸いものや、今回のマグロのようなタイプのもの等色々あります。作るのも、見るのも、食べるのも楽しいです♩」
Ranさんは、パンを切ると子どもが描いた絵が金太郎飴のように出てきたり、椎茸の形のパンを切ると「スーパーマリオブラザーズ」の「クリボー」が現れたりするイラストパンで、これまでも話題になりました。ちなみに色付けは、天然の着色料で施しています。
マグロパンは海外からの反応も多かったことから「言葉が通じなくても、パン（の動画）を見ただけで楽しさが伝わったことがとても嬉しいです」と喜びを伝えてくれました。
イラストパンを作り続けているRanさんですが、今でもパンをカットする時にはドキドキわくわくハラハラするのだそう。マグロパンを捌くときも、包丁を持つ手が緊張していたそうですから、きれいな断面が出てきたときのお子さんの歓声が想像できますね。
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RanさんはさまざまなイラストパンをSNSで紹介するほか、書籍「しあわせのイラストパン」で作り方を公開しています。
■「しあわせのイラストパン」（KADOKAWA） https://www.kadokawa.co.jp/product/322005000637/
■Ran（Instagram） https://www.instagram.com/konel_bread/
■Ran（TikTok） https://www.tiktok.com/@konel_bread
