角砂糖の上に小さなマダツボミ…ポケキャラをスイーツに! お菓子にかける想いを聞いた

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「角砂糖の上にちいさなマダツボミを生やしてみました」という、まんなたぬきさん(@maaco414)のツイートが話題になっています。

まんなたぬきさんは、お菓子クリエイターとして活動され、アイシングクッキーなど多くのキャラクタースイーツを制作、作品の写真やその制作動画をTwitterやYouTubeなどで公開しています。

今回制作したマダツボミは、大人気ゲーム「ポケットモンスター」に登場するキャラクター。しかも、角砂糖という非常に小さなものを扱っているにもかかわらず、ここまで高い完成度に仕上げていることに驚きです。

ピンセットを使って、土台、葉っぱ、頭の部分と細かな作業を積み上げながら徐々に作り上げていく過程を見ることができます。その細やかな作業はまさに匠の技。

リプ欄でも、「ホントに地面から生えてきたみたいです!!」、「クオリティ高すぎます...」、「すごい!食べちゃうのもったいない!」、「作る所が見れてすんごい嬉しい」といった称賛の声が多数寄せられています。

まんなたぬきさんに聞きました。

――制作時間はどのくらいですか?

まんなたぬきさん:今回みたいな角砂糖のデコレーションは、だいたい1時間くらいで出来上がります。でも、少し大きめのお菓子になると5時間ほどかかったり、デザインの細かさによっては2、3日かけて仕上げることもあります。

――作品によってかける時間も変わってくるのですね。作品づくりの中でこだわっているところなど教えてください。

まんなたぬきさん:お砂糖のきらきらした感じや、飴の透明感、マカロンのころんとした感じなど、素材そのものの質感をいかせるように心がけています。特にアイシングクッキーは、クッキーの上にこてこてにデコレーションすることも多いですが、フチの部分にはこんがり焼けたクッキー生地が見えるようにアイシングを施しています。

――今も昔も人気のあるキャラクターをたくさん手掛けておられますが、まんなたぬきさん自身も漫画やゲームなどのグッズがお好きなのですか?

まんなたぬきさん:はい!グッズ集めも趣味で、自分の部屋は大好きなキャラクターグッズであふれています(笑)。オリジナルキャラクターは今のところないんですが、いつか作ってみたいです。

――お菓子クリエイターとして活動されているまんなたぬきさんですが、どのような想いで作品づくりに取り組まれておられるのでしょうか?

まんなたぬきさん:お菓子は見た目のかわいさや美味しさで笑顔になれるので、そんな幸せを画面越しにも多くの方とシェアできたらいいな、という想いで作っています。食べたらすぐに消えてしまいますが、全部がそんな儚いもので出来ているところも、大きな魅力じゃないかなと思います。

――素敵ですね。お菓子以外を使った作品などを手掛けられることは?

まんなたぬきさん:裁縫が好きなので、端切れやフェルトを使ってもの作りをしたりもします。

――今後、どのような作品を作りたいですか?お菓子クリエイターとしての目標も教えてください。

まんなたぬきさん:見てくださった方に、癒しやぬくもりを感じていただけるような作品を作っていきたいです。これまでは、好きなキャラクターやアニメなどをモチーフにお菓子を作ることが多かったですが、それにとどまらず、ゼロから想い描いたオリジナルの世界観も、もっとお菓子で表現していけるようになれたらいいなと思います。そのために日々試行錯誤中です。お菓子を通して、あまい夢の世界を多くの方にお届けできるクリエイターになるのが目標です!

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まんなたぬきさんのTwitterはこちら→https://twitter.com/maaco414

まんなたぬきさんのYouTubeチャンネルはこちら→https://www.youtube.com/channel/UCBtfqSqX1FUhA7qbSTpJ8TQ

まんなたぬきさんのプロフィールはこちら(所属プロダクションBitStarの公式サイト内)→https://production.bitstar.tokyo/creators/mannatanuki

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