定番セコイヤチョコの“ご当地”バージョン「メタセコイヤチョコ」が人気…販売5年目で売上額1億円突破

京都新聞社 京都新聞社

 高島市限定の土産物として人気の寄付金付き商品「メタセコイヤチョコレート」と「メタセコイヤクッキー」の売上額が、販売5年目で累計1億円を突破した。市内の紅葉の名所、メタセコイア並木にちなむ菓子で、市への寄付額は3月末までに300万円を超える見込みという。

 フルタ製菓(大阪市)が、同市との包括連携協定を機に、定番商品「セコイヤチョコ」をメタセコイア並木の写真をあしらった箱に詰めて2016年10月から売り出した。18年9月に「メタセコイヤチョコレート」と名を改め、「メタ」の2文字を箱と個包装にも印刷。「ご当地」感を強調した。

 並木にほど近い農業公園マキノピックランド(同市マキノ町)や道の駅などで限定販売されており、累計出荷数は17万7千箱を超えた。売り上げの3%が市に寄付され、並木の保全やマキノ高原一帯の地域活性化などに役立てられており、市は「観光、物産振興に一層取り組む」としている。

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