マツダ・アクセラが“爆撃"被害 ボンネット破損、黒い飛翔体が放った物は「嫌がらせかな」「狙ってる!」

伊藤 大介 伊藤 大介

黒い飛翔体が放った物で、マツダのアクセラが破損しました。運転手が「何が起こったか分からなかった」という一瞬の出来事でした。ドライブレコーダーに映っていたのは、カラスが石を放ち、ボンネットを直撃した瞬間でした。

空から放たれた小さな石はボンネットにへこませ、車体を傷付けました。なぜカラスがアクセラを襲ったのでしょう。被害動画をX(旧Twitter)に投稿したアクセラオーナーの委員長(@BM5FP_0619)さんに聞きました。

委員長さんによると、4月7日午前9時ごろ、神戸市長田区の国道2号を走行中、カラスの襲来を受けました。

「正直、何が起きたか分からなかったです。カラスが飛び去る姿が視界に入ったのを思い出して、初めてやられたと感じました。ドラレコを見返したら、バッチリ映ってました」

「鳥の糞は数え切れないくらいつけられましたが、石は予想外でした。動画を見た限り、手慣れてる感じですね…。同じようなイタズラを仕掛けて回ってる可能性があります」

ーボンネットに傷が入り、へこみました。

「一瞬、カラスへの怒りが湧きましたが、すぐに修理する方法を考えました。自分で修理出来るなら、DIYでやるつもりでしたが、傷が深く無理と判断し、工場で修理をお願いする事になりました」

「車体はソウルレッドプレミアムメタリックと言う色で塗装されていました。この色は塗装工程が特殊なため、ピンポイントの補修塗装が難しく、エンジンからの熱害でパテが剥がれる恐れもあるので、ボンネット交換となりました。補修費は総額15万円弱となりますが、飛来物による被害として車両保険を使い、自己負担額の5万円で済みそうです」

◇  ◇

委員長さんは「正直たまげました。カラスは賢いとは聞きますが、こんなイタズラを仕掛けてくるとは…」と驚きつつも、「子育ての季節ゆえに非常に攻撃的になります」と繁殖期の攻撃性に理解を示し、「とりあえず愛車の仇討ち代わりに晩酌は焼き鳥にしました」とコンビニで購入した焼き鳥の写真を投稿しました。

カラスの繁殖期となる4月~7月は、巣の近くを通る人に対して、親ガラスが卵やヒナを守ろうと威嚇や攻撃をすることがあります。X上では「とんだ災難でしたね」「可哀想すぎます」と同情の声が寄せられ、「狙ってるね!」「嫌がらせかな?」と驚きの声も上がっていました。春から初夏にかけて、カラスの巣の下を通る際はお気をつけ下さい。

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