「もう夫のことなんて、どうでもいい」なぜ、ここまで愛情が冷めてしまったのか 心穏やかに日々を過ごす方法は【夫婦カウンセラーがアドバイス】

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夫のことがどうでもいいときの対処法

夫のことがどうでもよくなったときは、どのように対処すればいいのでしょうか。対処法といっても関係を修復して、互いに助け合いながら結婚生活を続けたいという場合と、もう夫を気にせずに暮らしたい、できれば離婚したいという場合では方法が異なります。

関係修復を図りたい場合は、夫の協力も必要ですし、何より妻が自分から変わろうと努力することが大切です。

一方、離婚したい場合は、夫から離婚の合意を取り付けることが必要です。夫が離婚の理由に納得できない場合、離婚には基本的に双方の合意が必要となるため離婚は困難となります。「離婚に応じる代わりに慰謝料を払ってほしい」と求められる可能性もあります。

また、夫に同意してもらえなければ、離婚裁判を起こせばいいと考える人もいるかもしれませんが、「夫がどうでもいい」というあいまいな理由では離婚裁判は起こせません。

裁判で離婚を認めてもらうには、明確な離婚の理由を示し、それによって夫婦関係が破綻していることを証明しなければなりません。多くの場合、一定期間別居するなどして時間をかけて離婚を目指すことになるでしょう。

夫と関係を修復したいときの対処法

「どうでもいい」と感じていた夫との関係を修復したいときの対処法を3つ紹介します。夫のことをどうでもいいと考えるようになった理由や、事情に応じて最も効果がありそうな方法を試してみてください。

▽自分の気持ちを伝える
まずは、自分の素直な気持ちを夫に伝えることが大切です。夫は妻の不平や不満に気づいていない可能性もあります。妻が一方的に不平や不満を募らせ、「旦那なんてどうでもいい」と思っていても問題は解決しません。関係修復を図るのなら、心の中のわだかまりを解消しましょう。

直接伝える勇気がなければ、手紙に書いてみてもいいでしょう。文章にまとめることは自分の考えを整理することにもつながります。夫が話し合いに応じてくれるようなら、夫の気持ちを聞いたうえで、自分の考えや思いを伝えましょう。

話し合うときは感情的にならず、相手を一方的に責めるのは禁物です。関係を修復するための話し合いですから、相手の言い分を認めつつ、互いが協力し合うための方法を2人で考えるという姿勢が大切です。

▽夫に感謝の念を持つ
夫への不平や不満が溜まると、つい、相手への感謝を忘れがちです。夫が家族のためにまじめに働いてくれ、不自由ない生活を送れているのなら、まずそのことに感謝しましょう。たとえ、家事や育児を手伝ってくれなくても、夫なりに妻のためを考えて行動してくれていることがあるかもしれません。

「どうでもいい」と言わずに、日頃の夫の行動に注目して、これまでの行動も振り返ってみましょう。そして、自分や家族のためにしてくれていることがあれば、感謝を言葉にして伝えます。最初は夫も照れくさそうにするかもしれませんが、妻が心から感謝の気持ちを伝えれば、関係を修復したいという思いはきっと伝わることでしょう。

▽夫と過ごす時間を増やす
関係修復には夫と過ごす時間を増やすことも必要です。夫と過ごす時間を増やせば、夫への関心や興味も湧いてきて、「どうでもいい」という気持ちも薄れていくでしょう。

一緒に過ごすといっても、いきなり一緒に外出したり食事に出かけたりする必要はありません。夕食の後に会話する時間を持ったり、一緒にリビングで過ごす時間を増やすだけで構いません。お互いの存在を意識するだけで、気持ちも変わっていくものです。2人でいることに居心地の良さを感じるようになったら、思い切ってデートに誘ってみましょうか。

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