YouTuberが子供たちの嗜好に与える影響がSNS上で大きな注目を集めている。
きっかけになったのはmojaさん(@moja99758134)が投稿した
「小2の娘がやたらと『USJに行きたい』と言うので聞くと、何でも小学生の間で最近はUSJが流行ってるのだとか。なぜ今さら大阪の大人向けテーマパークが?と思い調べたところ、TDLがYouTuberの収益動画配信を制限したことで、彼らがこぞってUSJの動画ばかり上げるようになったからなんだとか。SNSしゅごい」というエピソード。
東京ディズニーリゾートは2022年に、許可した場合をのぞき関連施設内での営利活動を禁止する旨をウェブサイトに記載。それ以前からも禁止はしていたということだが、メディア報道やSNSを通しあらためて広く周知された結果、YouTuberたちは代わりにユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を取り上げるようになったのだろう。今、子供たちの間で起こっているUSJブームがYouTuberたちの動向に左右されている可能性大いにある。
今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは
「ウチの娘もUSJ!USJ!とうるさいですwww」
「無法地帯を許さないTDLの判断は間違って無いと思うけど、ちゃんとルールを作ってうまくSNSを使っていかないとね。子ども向けを考えるとYouTuberは無視できないよ。」
「最近のUSJはめちゃくちゃ子供向けになってると思います。イベントもヒロアカや鬼滅とかファミリーに向けて売り出しているかと…」
「広告費を払わなくても勝手に宣伝してくれる最強モデルですね」
など数々の驚きの声、共感の声が寄せられている。
投稿者に聞いた
mojaさんに話を聞いた。
ーーお子さんはUSJのどんな点に興味を持っているのですか?
moja:娘の場合は特にどんなアトラクションがあるのかは知らないけど、周りがみんな行って楽しいと言っているようです。子供たちの間ではUSJにいくことが「イケてる」とされているようです。
ーーYouTuberの動画が小学生の嗜好を左右していることについてあらためて。
moja:若者に影響力のあるメディアがテレビからSNSにとって代わろうとしているのだと思います。関東圏のフォロワーの間でも「子どもがUSJに行きたがっている」と言っていて、ブームが西日本だけの話でなく関東圏にも波及していると知り驚きました。
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なおUSJもホームページ上で営利目的の撮影を禁止する旨を掲載している。YouTuberたちはそのことを知っているのだろうか。
mojaさん関連情報
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