歯の健康を守る「歯活」を知っていますか? PR用キャラデザのコンテストで賞金や口腔ケアグッズがもらえるかも!

鶴野 浩己 鶴野 浩己

西日本最大の歯医者さん「クローバー歯科クリニック」を運営する医療法人真摯会(大阪府吹田市)が、歯の健康を守るための活動「歯活」を広めるためのオリジナルキャラクターデザインコンテストを開催しています。5月29日まで。

 

「歯活」とは、歯の定期検診や歯列矯正など、将来の歯を守るための活動の総称。採用されたキャラクターは、真摯会のWEBサイトやSNS等で、歯の大切さ、治療方法などを発信するアイコンとして活躍する予定です。

 日本は歯の後進国!予防歯科にも目を向けて

日本はコンビニよりも歯医者が多いと言われる国。しかし、利用者のほとんどは治療が目的で、歯の定期検診などを行う予防歯科への理解は、アメリカやスウェーデンに比べると3分の1程度しかないというデータがあります。そのため、専門家の中には「日本は歯の後進国」と警鐘を鳴らす人もいるほど。

真摯会の松本正洋理事長によると、実際に30代の日本人の8割は歯周病予備軍だそうで、「80歳になっても自分の歯を20本以上保つ=8020(ハチ・マル・二イ・マル)の達成率を上げるためには、プレシニア世代はもちろん、若いころから歯の健康を意識することが大切」と力を込めます。

 

口腔ケアを怠ると、むし歯だけではなく、歯周病のリスクも上がります。最近では、この歯周病の菌が、心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病、認知機能低下のリスクになることがわかってきていて、歯と健康の密接な関わりが周知されてきています。

こうしたことから、真摯会では長らく、医院やホームページ、YouTubeなどで、歯の健康に役立つ情報を発信してきたそう。しかし「専門用語が多くてわかりづらい」「悩みが明確な人しか見てくれない」という2つの壁にぶつかります。

歯の治療や矯正、インプラントなどについての解説は、どうしても医学の専門用語が飛び交います。そうした難解な言葉を、白衣を着た歯科医師が話しているとなると、「なんだか難しそう…」と敬遠されてしまうわけです。

また、「歯が痛い」「歯並びを治したい」という明確な悩みがある人は積極的にネット検索し、それらの発信を熱心に見てくれますが、悩みを自覚していない人は「自分には関係ない」と、重要な情報もスルーしがちです。

 

そこで松本理事長は「どうすれば多くの人に興味を持ってもらえる情報発信ができるだろうか」と、医院スタッフたちに相談。「専門的な説明をわかりやすくアシストしてくれるキャラクターがいたら、親しみやすさも出て、興味を持ってもらいやすくなるのでは?」という意見がたくさん出たことから、オリジナルキャラクターのデザインを募集することにしました。

「初めは院内でデザインを募集しようかと考えましたが、せっかくなら、アイデアが豊富なクリエイターの皆さんの力をお借りしたい。そこで、コンテスト形式とさせていただきました」(松本理事長)

4月7日に始まったコンテストの開催期間は5月29日まで。採用者1名には賞金30万円と口腔ケアグッズ6点セット3年分が、入賞者3名には賞金3万円と口腔ケアグッズ6点セット1年分がそれぞれ贈呈されます。

「歯の健康は、体の健康だけではなく、心の健康にもつながります。ケアが行き届いた美しい歯であれば、自信を持って大きな口で笑えるようになりますからね。おいしく食べて、たくさん笑う。そんな豊かな毎日を送る日本人を増やすためにも、歯の健康について発信していきたいです」(松本理事長)

マスクを外してもにっこり笑えるように、歯活への意識を高めていきたいですね。

なお、コンテストの結果は、6月12日までに専用ホームページにて発表。コンテストの詳細は、「クローバー歯科・オリジナルキャラクターデザインコンテスト」専用ホームページにて確認を。

▼「クローバー歯科・オリジナルキャラクターデザインコンテスト」専用ホームページ
https://www.shinshikai.com/character/

▼医療法人真摯会 クローバー歯科
https://www.shinshikai.com/

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