三つ子の赤ちゃん、ママが考えた絶妙おむつストックを発見してしまう 親子の攻防戦に「三つ子で共犯(笑)」「協力してるのも可愛い」

五ヶ瀬 あお 五ヶ瀬 あお

 三つ子赤ちゃんの育児に奮闘するママが、「つつついに、、、届くようになってしまったww」とコメントを添えてTikTokに投稿した動画が1.4万いいねを集め、話題となりました。ママが知恵を絞った大量のオムツストックに手を伸ばし、つかみ取ったオムツで楽しそうに遊ぶ三つ子ちゃんに「三つ子で共犯(笑)」「可愛さも大変さも3倍!」と反響が寄せられています。

 動画を投稿したのは、現在1歳を迎えた三つ子の男の子、あお君、そら君、いく君を育てるママ(@sattun042)。毎日消費するオムツを、少しでも楽に取り出せないかと考えたのが、壁の小窓スペースを活用したオムツストック棚です。本来なら、ちょっとした写真の置き物などを置くスペースのようですが、200枚強の紙オムツが見事に収納されています。

 そんなある日のこと、ついに三つ子ちゃん等がオムツの存在に気づいてしまったようです。3人のまわりには、すでに複数のオムツが散乱し、みんな思い思いに遊んでいます。

 つかまり立ちして新たなオムツを取ろうとしているのは長男のあお君、まるでオムツを他2人に供給しているようにも見え、「リーダーが配ってますね(笑)」というコメントも寄せられました。

 オムツを振ってみたり、感触を確かめてみたり……終始オムツで遊ぶ三つ子ちゃんに、ママは「もうこの小窓は使えないのか……」と半ば諦めのテロップを添えるのでした。

 夢中になってオムツで遊ぶ三つ子ちゃんの様子に、200件を超えるコメントが寄せられました。

「可愛いも3倍だけど大変さも3倍だ」
「三つ子ちゃん、『ついにこのオムツ届くようになったぞ〜見て〜!』と言わんばかりに遊んでいる姿が可愛い」
「三人寄れば文殊の知恵とはまさにこのこと(笑)」

 三つ子のオムツ消費量や出産、育児について、ママに話を聞きました。

ーー1日で消費するオムツの量は?

「朝昼晩のごはん前、お風呂、その他の時間などに変えることもあるので、3人合わせて、1日約15枚程度です。オムツを買う時は毎回万超えです…!」

ーー現在はオムツ棚はどうされていますか?

「現在はまだ、そのまま小窓を利用しています。ギッチギチにオムツを入れれば取りにくいのか、諦めてくれるので(笑)」

ーー妊娠がわかってから出産するまでに印象に残っていることは?

「妊娠検査薬が陽性だったので、次の日産婦人科へ行くと、卵巣の腫れによる即入院に加え、三つ子の可能性があることを医師から突然告げられました。そのまま車椅子で入院部屋へ連れて行かれ、約1カ月、部屋の中とトイレ以外は歩行禁止で、絶対安静でした。嬉しさよりも、『え?入院?三つ子?え、家に帰れないの?』と状況についていけず、ぽけ〜っという感じでした(笑)。

 それから多胎児の出産に対応できる大きな病院を紹介してもらい、通院しながら自宅での妊婦生活が始まりました。三つ子の妊娠は母体にかなりの負担がかかるようで、妊娠週数28週までもてばいい方、いつ入院になってもおかしくない、と言われていました。

 私はなるべくお腹の中で大きく育ててから産んであげたかったので、自宅ではほぼ動かず、家事などもほぼ主人にお願いしていました。もちろん喧嘩ばかりしていましたが(笑)。それぐらい安静にしているようにと言われていました。

 安静にしていたおかげもあったのか、32週まで自宅で過ごし、結果的には正期産の37週で出産できました。ここまで長く在胎週数を保てた三つ子はなかなかいないそうで、そこはもってよかったと思いました」

ーー1歳を迎えた三つ子ちゃん、1年間を振り返っていかがですか?

「一番大変だったのは8カ月くらいまでです。慣れない育児とストレスで20キロ体重が減りました。主人とも何度も何度も喧嘩して、正直、死にたくなったことが何回もありました。殺してほしい、とさえ主人に頼んだりしてしまっていたほどです。3人の泣き声が頭に響くことや、夜中に3人が代わる代わる起きることで眠れないストレスなど…本当に大変でした。

 そんな中でも、たまに見せてくれる3人の笑顔が嬉しかったです。これからも『なんとかなる』と思いながら育児を頑張っていきたいと思います」

 TikTok(@sattun042)では、スクスクと元気に育つあお君、そら君、いく君の楽しい日常を見ることができます。Instagram(@sachimi0321)では、出産までの記録を詳しく綴っています。

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