「文句があるなら…」「誰のおかげで…」夫や妻から、こんな言葉を聞いたら要注意! 家庭内モラハラでよくあるセリフ10選

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家庭内でのモラハラでよく見られる「10の行動」

家庭内でのモラハラでよく見られる10の行動を紹介します。これらの中に身に覚えのある行動があれば、モラハラの加害者や被害者なのかもしれません。一度チェックしてみましょう。

▽暴言を吐いて相手の人格を否定する

モラハラでよく見られるのが、相手に対する暴言です。「お前はダメなやつだ」「そんなこともできないなんて情けない」などと相手の人格を否定するような言葉で精神的に傷つけます。

何度も自分の人格を否定されると、言われた側は自分に自信を失い、次第に自分で物事を判断できなくなっていきます。

▽見下した態度を取る

モラハラをする側の夫や妻は、自分のほうが常に正しく、優れていると思っているので、相手を見下した態度を取ります。相手の意見は聞き流し、懸命にやる姿を見ても小ばかにしたように冷ややかな目をします。

このような態度を取られた側は、何か間違ったことを言ったのではないか、おかしなことをしているのではないかと不安になり、常に相手の反応を気にするようになります。そして、どうすれば相手を満足させられるのかということばかり考えるようになってしまうのです。

▽乱暴な態度で威圧する

わざと大きな音を立ててドアを閉めたり、大きな足音を立てて歩いたり、テーブルの上に物を叩きつけたりして、いかにも怒っているという態度で相手を威嚇するのも、モラハラでよくある行動です。こうして、相手に恐怖心を抱かせ、自分に服従させようとするのが狙いです。

▽相手の失敗をしつこく責め立てる

モラハラをする夫や妻は、自分が失敗しても平気な顔をしているのに、相手が失敗するとしつこく責めたてます。ときには、失敗とまではいえないのに、「もっと、違う方法があった」「自分の考えたやり方のほうがよかった」などと文句を言うこともあります。

相手に正しい方法をアドバイスするわけでもなく、ただ相手を責め立てることが目的なので、叱責や文句は自分の気が済むまで長々と続きます。責められたほうは、ますます自信を失い、叱られないよう相手の顔色ばかりをうかがうようになります。

▽無視する

気に入らないことがあると相手を無視するのも、モラハラの特徴的な行動です。無視することで、自分の何が悪かったのかを考えさせ、精神的に追い込もうとしています。無視された側は、無視によって精神的な圧迫を受けるとともに、自分の悪かった部分を考えさせられるため、やはり自信を失ってしまいます。

▽脅して相手を不安にさせる

「逆らったらどうなるか、わかっているのか」「家を出ていってもらう」などと脅して恐怖心を抱かせ、自分の思い通りにさせようとするのも、モラハラの1つです。経済的に弱い立場の妻や子どもは、言う事を聞かざるを得ません。妻が「家を出ていく」「家事は一切やらない」などと夫を脅すこともあります。

▽自由に行動させない

モラハラをする夫や妻は、相手を束縛したいと思っているので、相手が友人と出かけたり、パートやアルバイトなどを始めたりするのを嫌います。自分の知らないところで勝手なことをされると、相手が自分から離れていくのではないかと不安になるのです。

▽相手の意見を頭から否定する

自分の誤りや非を絶対に認めないのも、モラハラをする人の特徴です。このため、絶対に相手の意見は認めようとしません。最初から聞く耳を持たず、頭から否定する場合がほとんどです。自分の意見を聞いてもらえず、意見を押し付けられてばかりだと、人はしだいに自分で考えようとはしなくなってしまいます。それがモラハラをする側の狙いです。

▽責任を押し付けてなじる

モラハラをする夫や妻は、失敗しても絶対に自分の責任を認めようとせず、他人に責任を押し付けます。しかも、自分に都合の悪いことは、すぐに忘れてしまう傾向があるので、本当に他人が悪いと思い込んでいる場合もあります。 

家庭の中であれば、責任を押し付ける相手は当然、配偶者や子どもです。責任を押し付けてなじることで、いっそう自分の立場を優位にしようとしています。 

▽経済的に困らせる

自分の収入で一家が生計を立てていることを振りかざし、ほかの家族に対し傲慢な態度を取るのもモラハラでよくある行動です。具体的には、妻に十分な生活費を渡さなかったり、子どもが学校で必要な学用品の費用を出さなかったりします。

妻がどんなに家計のやりくりに苦労しようとも見て見ぬふりをし、妻が働くことを禁じます。一方、配偶者に働かせて、自分が稼いだお金は一切生活費に入れず、自分の好きな事で散財するタイプのモラハラもあります。 

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