別れても別れても…また“ダメ男”と付き合ってしまう 「モラハラ男」を引き寄せる女性の特徴5選【離婚カウンセラーが解説】

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モラハラ男を引き寄せないコツは?

モラハラを引き寄せる特徴を持つことが分かっても、自分の性格や考え方は簡単には変えられません。しかし、自分のどのようなところがモラハラ男を引き寄せるのかを知れば対策は取れます。中でも特に重要なのは、男性に頼らず経済的、精神的に自立することです。

▽経済的・精神的に自立する

経済的に優位に立つモラハラ男に多いのが、生活費を渡さないなどの経済的なハラスメントです。専業主婦や短時間のパートで働いている妻に「俺ほど稼げないくせに文句を言うな」などと暴言を吐きます。こうしたモラハラ男を引き寄せることを防ぐには、経済的な自立を図ることも必要です。

また、モラハラ男は自分に対して反論できず、ただ従うしかない女性を見て「自分がいなければ何もできない」と優越感に浸り、モラハラをエスカレートさせていきます。そうした夫や彼氏には「私はそう思わない」「私の思い通りにする」などと立ち向かうことも大切です。夫や彼氏から精神的にも自立することを目指しましょう。

モラハラ男を引き寄せないように注意

モラハラ男を引き寄せることがないよう、モラハラ男に「都合の良い女」と思われないようにするのが大切です。しかし、狡猾なモラハラ男は、女性の思いやりや謙虚さを逆手に取って自分の支配下に置こうとします。もしかすると、知らずしらずのうちに、モラハラ男の策略にはまってしまうかもしれません。

まずすべきことは「自分を知ること」です。相手の人生を生きるわけではありませんし、都合のいい女として生きていいわけはありません。本当の自分はどうしたいのか、どうありたいのかを知ることで、自分軸ができ、自立の方向に向かいます。少しでも違和感を感じたら、それはSOSのサインです。

なお。夫や彼氏がモラハラかどうかの見極めは難しく、当事者になると被害に気付かないこともあります。夫や彼氏の言動に不満や疑念を感じたら、親しい友人や家族にたまには愚痴をこぼしてみましょう。ひょっとすると、周囲がモラハラに気付いてくれるかもしれません。カウンセラーといった専門家に相談してもいいでしょう。

◆渡辺里佳(わたなべ・りか)離婚カウンセラー/課題解決型マッチングメディア「リコ活」専門家
30代半ばで離婚を経験し、子どもたちが成人する頃に「夫婦関係や離婚に悩む人の助けになりたい」「人の役に立ちたい」という想いが膨らみ、2011年、夫婦問題研究家・岡野あつこ主宰の「離婚カウンセラー養成スクール」に通学。 夫婦問題に特化したカウンセリングを学び、同年9月「離婚カウンセラー」資格を取得、52歳でカウンセラーに。
心理を深く学ぶため、日本プロカウンセリング協会認定「心理カウンセラー2級」資格を取得。現在、法務省認証の民間調停機関「家族のためのADRセンター」主催の「パパとママの離婚講座」の講師を担当。ライター、エディターとしても活動している。

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