新型コロナ、終わりはいつ? 医師が賛否両論・炎上覚悟で考察

ドクター備忘録

松本 浩彦 松本 浩彦

 賛否両論・炎上覚悟で、新型コロナの今後を私なりに考察したいと思います。まず思い出して頂きたいのが2020年1月の「ダイヤモンドプリンセス号」事件です。ウイルスは最初期の「武漢アルファ型」でしたが、乗員乗客合わせて3713人を密閉したまま、2ヶ月半の隔離状態におき、うち712例が感染し14人の死者が出ました。途中下船した後に感染した方も何名かおられますが、ざっと5人に1人が感染しました。言い換えると5人中4人は、あの劣悪なウイルス環境の中でも感染しなかったのです。

 今にして思えば、地球上の人類の5分の1、つまり16億人が感染しうるということです。8月末の全世界の累計感染者は6億人ほどですが、国によって検査環境は異なりますし、公表していない国、無症状感染者を含めると、すでに地球上で10億人が感染したと推計します。

 総人口、今回は16億人のうち7割が感染すれば集団免疫が完成するとして、12億人の感染で集団免疫が獲得されます。そして過去の地球上で起こったパンデミック。これは紀元前のペストや天然痘までさかのぼらなくてはなりませんが、現代の医療水準で考えれば3年、長くて5年で終息すると考えて良いでしょう。

 これらから大さっぱに類推すると、新型コロナウイルスのパンデミックは、そろそろ終わりに近づきつつある。第7波の後に「BA2.75」が第8波として大流行したとしても、累計12億人が感染した時点で、新型コロナのパンデミックは終息すると言えるのではないか。とすれば、新型コロナ騒動は年内に終息すると予測できます。この考え方、いかがでしょう?

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