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「あれ?」使い物にならないセンサーライト→その理由を探ったら…… 家主の“神対応”「可愛いから許せます」 

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「あれ、ライトがつかない?」――真夏のある日、佐藤誠さん(@makoto.satou.7505)は、自宅の駐車場に設置していたセンサーライトが反応しなくなっていることに気付きました。原因を調べてみると、なんとそのライトの上に、ツバメの巣がすっぽりと作られていました。

佐藤さんは、普段はご飯や飼い猫との暮らしを発信している投稿者。そんな彼が「駐車場のセンサーライトを使い物にならなくした皆様です」とユーモアたっぷりに綴った写真をThreadsに投稿すると、「可愛いから許せます」といったコメントが寄せられ、話題となりました。

ツバメが佐藤さん宅に現れたのは7月下旬頃。実はその年のゴールデンウィークにも別のツバメが別の場所に巣を作っており、ヒナが巣立った直後に、次のツバメたちがやってきたそうです。

ところが、新たなツバメが選んだ場所は、防犯用のセンサーライトの真上。佐藤さんは「巣作りを始めてすぐに気付いたので、その位置は困るなあと最初から思っていました」と当時を振り返ります。

それでもツバメたちを追い払うことはせず、やがて巣は完成。中には卵も確認され、センサー部分は完全に覆われてしまいました。その結果、ライトは一切反応しなくなってしまいます。

防犯上の懸念もありましたが、佐藤さんはすぐに決断。「もう卵も中にいる時だったと思います」と語り、ライトの使用を諦め、ツバメの子育てを見守ることにしました。

代替策として、建物の外に新たなセンサーライトを設置。「不便ではなかったです」と語る佐藤さんの柔軟な対応には、「お優しい」「見守ってくれる主様」といった声が集まりました。

このツバメの巣は佐藤さん一家にとっても関心ごととなり、特にご両親は毎日のようにヒナの様子を見に行くなど、成長を楽しみにしていたといいます。

センサーライトの機能は一時的に失われましたが、その代わりに訪れたのは、小さな命の営みと、それを優しく見守る家族の温かな時間でした。

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