アルコール消毒は最も信頼されている除菌方法だ。だがアルコール除菌が有効でない物質も存在する。(※1)
その一つの「エンドトキシン」は世の中ではほとんど知られていない。(※2)
エンドトキシンは屋内のハウスダスト中や、PM2.5 、黄砂などに付着した最近に含まれ、(※3,※4)喘息や鼻炎などのアレルギー様症状を悪化させる一因と指摘されている。(※5,※6)
エンドトキシンはアルコールはもちろんのこと、加熱でも不活化できない。
今回、大阪公立大学名誉教授・兵庫県立大学客員研究員である向本雅郁先生の監修のもと、そのエンドトキシンにナノイーを照射し、一定時間後の残存率を測定したところ、ナノイー技術がアルコール耐性物質を99%以上不活化させることを実証した。(※7,※8)
この結果からナノイー技術でエンドトキシン由来の喘息や鼻炎などのアレルギー様症状のリスク低減の可能性が期待できる。
今後もパナソニックは安心で安全な空間づくりを通じた社会貢献を目指し、ナノイー(帯電微粒子水)技術の進化と可能性を追及していく。
※1,2 パナソニック調べ
※3 参考: 市瀬考道,「大気汚染(PM2.5, 黄砂)とアレルギーに関する研究の進展」
※4 参考:「Enhancement of OVA-induced murine lung eosinophilia by co-exposure to contamination levels of LPS in Asian sand dust and heated dust」
※5 参考:「Lipopolysaccharide amplifies eosinophilic inflammation after segmental challenge with house dust mite in asthmatics」
※6 参考:「Nasal provocation test (NPT) with isolated and associated dermatophagoides pteronyssinus (Dp) and endotoxin lipopolysaccharide (LPS) in children with allergic rhinitis (AR) and nonallergic controls」
※7 エンドトキシン標準品、大腸菌内のエンドトキシンで検証
※8 45Lの試験空間で48時間照射した時の効果であり、実使用空間での効果ではありません。
https://www.panasonic.com/global/consumer/nanoe/ja/topics/250306.html
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