12月の寒空に浮かぶ 2024年最後の満月「コールドムーン」を見上げよう 意味や過ごし方は?

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12月15日は今年(2024年)最後の満月で「コールドムーン」と呼ばれます。この時期、夜間は冷え込みますので、暖かくして月を眺めながら、今年一年を振り返ってみてはいかがでしょうか。


コールドムーンとは?

12月に入り、いよいよ2024年の締めくくりの時期となりました。今年最後の満月は12月15日です。
12月の満月は「コールドムーン」と呼ばれます。コールド(Cold)は英語で「冷たい」「寒い」という意味で、これは毎月の満月を基準に農作業などの時期を判断していたアメリカの農事暦が関係しています。

日本では「寒月(かんげつ)」という冬の季語があります。寒々とした冬に、冴えわたって見える月のことを指しています。これから本格的な冬となり、「コールドムーン」も、「寒月」も寒くなるこの時季にふさわしい呼び名ですね。

満月の呼び名は、その他にも2月はスノームーン、4月はピンクムーン、6月はストロベリームーンなど、毎月呼び名が変わってきます。来年2025年の最初の満月は1月14日でウルフムーンです。

各月の満月の呼び名は以下の通りです。
1月:ウルフムーン
2月:スノームーン
3月:ワームムーン
4月:ピンクムーン
5月:フラワームーン
6月:ストロベリームーン
7月:バックムーン
8月:スタージョンムーン
9月:ハーベストムーン
10月:ハンターズムーン
11月:ビーバームーン
12月:コールドムーン


寒さ対策をして満月を見上げよう

月が最もきれいにみられる季節は秋と言われていますが、この冬の時季も、太平洋側を中心に晴れて、澄んだ空気のもと、きれいな月が見られる日が多くなります。年の瀬も近づく寒空に輝くまんまるのお月様は、見上げると心をほっと温かくしてくれそうですね。満月を眺めながら、今年一年を振り返ってみるのもいいかもしれません。

ただ、この時季、晴れていると特に放射冷却で冷え込みが強まります。東京でも12月後半ともなると、夜間は10℃どころか、5℃を下回ったり、0℃近くになったりするほど冷え込むこともあります。寒さ対策は必須です。厚手のコートやダウンジャケット、またマフラーや手袋などでしっかりとした寒さ対策が必要です。


満月の前日にはふたご座流星群も

12月の満月は12月15日の18時2分ですが、前日14日もほぼまんまるの月を楽しめるでしょう。

それと同時に見逃せないのが、ふたご座流星群です。12月14日にはふたご座流星群が極大を迎えます。見頃は13日深夜から14日明け方で、1時間に30から40個程度の流星が楽しめます。ただ、翌日に満月を控えた明るい月があるため、条件はよくありません。それでもぜひ、月とともに流星群も見つけてみるのも良いでしょう。

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